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2009年9月13日日曜日

どんどはれ@岩手



めがね橋のある道の駅で、食用ほおずきを発見。
買って食べました。例えるのが難しい味でした。

そんなこんなで到着した花巻は、お祭り最終日。
前回も訪れた場所なので来なくてもいいかと
思っていたけれど、来てよかったー。

おとぎ話や歴史上の偉人をモチーフにした
華やかな山車は、今までに見たことがないタイプ。
山車の前を歩く女の子たちもこれまた華やかで
見ていて飽きません。

お祭りと併催されたイベントでは早池峰神楽を
観ることができたし、体育館で開かれていた
大物産展は試食の嵐だったしで大喜び。
岩手県って海の幸も山の幸も豊富で素晴らしい。

お神輿や鹿踊りも見たかったけれど、
ちょっと行きたいところがあったので移動。

三年前におもちゃかぼちゃをくれたおじさんに
会いたいなと思ったんですが・・・
残念。着いたときにはすでに閉館時刻を九分
過ぎていました。

通り雨が降ってきたので、入り口のベンチで雨宿り。
雨に打たれながら庭で一人立っている宮沢賢治
(の格好をしたカカシ)を見ながら、
浮かんだ言葉は「雨にも負けず・・・」

雨が上がってすぐに、賢治の詩碑へと向かいました。
音読しながら涙が出そうになりました。
忘れないようにしたいと思っていたことを
少し忘れていたんですね。
だからまたここに来たんでしょうか。

来年またあのかぼちゃを育てようと、誓ったとさ。
どんどはれ(めでたしめでたし)。

河童に会いに@岩手



昨晩は、この旅初のユースホステル泊。
綺麗なお部屋に荷物を広げ、談話室で紅茶を飲み、
檜の露天風呂にゆっくり浸かってはぁ幸せ。
夜のティータイムには、宿主さんによる遠野の見所
説明会。これが良かった。もう一周したくなる、
また来たくなる、そんなお話でした。
ふかふかのお布団でぐっすり眠れたし、言う事なし。

というわけで朝から遠野をもう一周。

ちゃんと民話も聞きに行きました。遠野駅では
無料で聞くことができるんです。
岩手弁がところどころ難解でしたが、河童の話や
和尚さんと坊主の話、ざすきわらすのはなすなど
いんやたのすかったっす。

遠野は自転車で2~3日かけて回るのがベストかなと。
電車旅の方にもとってもおすすめな場所です。
道の駅は美味しいものが豊富で困っちゃいますよ。
餅とだんごと乳製品に目がない私は大変でした。

今度遠野に来たら、早池峰山に登ろう。
そしてまたトオネップ展望台に行こう。
今度は河童に会えるかな。

そんな新たな目標が出来たところで次の地へー。


2009年9月12日土曜日

トオヌップへ@岩手



目覚めるとテントが真っ赤。
何事かと思い外に出ると、海から顔を出したばかりの
オレンジ色の太陽が辺り一面を赤く染めていました。

朝焼けが見られたので今日も張り切って行きましょう。
まずは南下し、宮古で浄土ヶ浜をサラリと観光。
ここで太平洋に別れを告げ、山に向かってブーン。

本日の目的地は、前から気になっていた場所、遠野。
「民話の里」と呼ばれていることは知りつつも、
民話の内容を知らないままとりあえず適当に走って
目に付いた看板の場所を訪れてみました。

なんだか、ひとつひとつのスポットよりも
町全体の雰囲気が良いなぁ。
いちいち絵になるっていうか。
道端に大きなかぼちゃが転がっててもOKなこの感じ。

黄金色の海に見とれながらぐるりと回り、
この日最後に訪れたのは『トオヌップ展望台』。
恐ろしいダートを駆け上り(舗装路で行けるのに
違う道から入ってしまいました。でもカブって
どこでも走れるんですね。さすがですね。)、
出会った景色は文句なしの素晴らしさでした。

遠野の語源、トオヌップ。アイヌ語で「湖のある丘」。
この場所に来ればその意味がはっきりわかります。
看板では『高清水展望台』と表記されていますので、
ぜひ訪れてみてください。

2009年9月11日金曜日

結ぶ。田野畑編@岩手



盛岡を出て東に真っ直ぐ、太平洋沿岸の田野畑村へ。
そこで私を出迎えてくれたのは、かつて私と同時期に
日本一周ブロガーだった東京出身のLさんです。

旅を終えた後、ガイドの仕事に就きたいと動き出し、
現在は『体験村たのはた』というNPOで活躍中のLさん。
東北入りした私に連絡を下さり、急遽お会いすることに。

着いてすぐ、船に乗り込む私。
体験プログラムのひとつ「サッパ船アドベンチャーズ」に
参加させていただきました。

ベテラン漁師さんの操縦とガイドによる、海からの
陸中海岸観光。これが想像を遥かに超えるものでした。
なんて豪快。なんてスリリング。そしてなんて美しい
景色!!素晴らしい!
本当に大満足の楽しさでした。ありがとうございます!

その後は陸から景色を楽しみ、夜はLさんと村の食堂で
ご飯を食べながら、遅くまでたくさんお話ししました。

移住して三年目のLさんのお話は私にとってすごく
勉強になるものだったし、この先もつながっていく人
だということが確信できて本当に嬉しかったなぁ。



先輩、美味しいご飯ご馳走様でした。
今度は私の番ですから、待ってて下さいね。

2009年9月10日木曜日

結ぶ。盛岡編@岩手



じゃじゃ麺屋さんに行く。満腹満足。
買出しをして家飲み。黒霧島。
深夜のコアリズム。激しすぎ。
お母様の豪華すぎる朝食を頂く。11時だけど。
岩手山の焼走りを見に行く。なんじゃこりゃー。
ガイドさんの止まらない説明を聞く。ふむふむ。
小岩井農場でソフトクリーム。うまい。
小岩井農場で羊についてお勉強。意外と硬い。
カップラーメンを牛乳で作って食べる。濃厚。
残っていた黒霧島を飲む。お菓子食べすぎ。
お母様の旅館みたいな朝食を頂く。「お茶餅」も。
皆さんに見送ってもらい出発。背中に黒霧島。

そんな盛岡での1.5日間でした。
ちんちゃん、本当にありがとう。

彼女とは阿蘇で宿が一緒だったけれど、その時には
あまりお話ししませんでした。
でも今回お家に呼んでくれて、二晩かけてたくさん
お話しすることができて、本当に良かったです。

この先もつながっていく人だとわかったから。



日本一周のその後。お互い楽しみだね。

2009年9月9日水曜日

「ようこそ岩手へ」@岩手



そんな予感はしていましたが、温泉に入っている間に
山は雲に覆われてしまいました。
でも温まったから大丈夫!といざ奥羽山脈・八幡平へ。

昨年歩いた後生掛を通過し、ぐんぐん上って最高地点。
強く冷たい風を我慢して峠を越えると、
見えてきました岩手の街と、勇壮な岩手山が!

前にNHKの朝ドラで見てから、ずっと会いたかった山。
やっぱりカッコいい・・・

下界は晴れているけれど、自分がいる山は雨。
早いところ下りてしまおうとカブにまたがったその時です。
なんと目の前に大きな虹が現れたではありませんか。

虹が消えるまで、ずっと景色に見とれていました。
その余韻に浸りながら再び走っていると、なんとなんと
前方に第二の大きなアーチが!すごい!
そんなに私のことを歓迎してくれるんですか岩手県は。

こんな雨なら喜んで。
濡れたついでに汚れていたカブを綺麗に拭きあげ、
一本100円の甘すぎるとうもろこしを食べて盛岡へ。

そこで私を待っていてくれたのは、阿蘇で一緒に遊んだ
日本一周ライダーのちんちゃん。
ありがたいことに実家に泊めていただけるとのことで、
今日は頑張ってしまいました。

景色も人もあったかい。なんかすごく、幸せだ。

2006年9月3日日曜日

水かけ日和@岩手



今日は朝から平泉を歩く。
平泉は藤原氏が栄華を極めた場所で、世界遺産登録を目指し
ている町。

駅から歩き出してすぐに気になったのが、道路脇、各家庭の
前に置かれたバケツ。大小様々で、水が張られてる。

道路に水をまくのかな?と思いつつ進んで行くと、広場に
神輿が準備されているのを発見。
これはいいものが見られるかも。

中尊寺を目指して自然歩道を行く。
とても歩きやすい道なので歌を歌いながら林の中を登って
いたら、座って休んでいる地元のおじさんに出会う。

歌聞かれてたかな…と思いつつ元気に挨拶すると
「ここ熊出るよ」

えぇっ!こんなとこにも?
「熊出没注意の看板を右に行くと…」と道を説明してもらい
お礼を言って立ち去ると、
「気をつけてなー。マムシも出るかもしんねぇから」

北海道で熊と出会った時の心得みたいのは教わったし、
何もしなければ襲われないさーと無事に中尊寺到着。
そのあと義経堂にも行き、高台から美しい景色を眺める。

街の方へ下りて行くと
「お待たせしました、水かけ神輿がまいります。どうぞ
みなさま水をたくさん用意してお待ちください」
という声が聞こえてきたので通りへダッシュ。

みんな家の前に出て、バケツの横で柄杓を持ったり
ホースを持ったり水鉄砲をかまえてスタンバイOK。
あ、軽トラにも水が溜めてある。

わっしょいわっしょい。威勢のいい神輿にバッシャバッシャ
と“清め水”をかけるかける。
子供から大人までみんなびっしょり。気持ちよさそう。
今日はとっても暑いからね。

いいもの見れたと満足気に一関へ移動。
一関に伝わるもてなしの料理、餅料理を食べる。
よくばりな私は一口ずつ10種類の味が楽しめるお膳を。
一番おいしかったのはやっぱり、ずんだかなぁ。

2006年9月2日土曜日

ここがイーハトーブ@岩手



昨日は八戸から「青い森鉄道」「IGR岩手銀河鉄道」という
素敵な名前の路線で盛岡に到着。

冷麺とじゃじゃ麺を食べるだけ食べて、今日は花巻へ。

宮沢賢治ゆかりの地、花巻。メルヘン花巻。
国語の教科書に載ってたお話しか知らないけど、今日は賢治
な一日にすることに。

ドーバー海峡に似ていることから「イギリス海岸」と賢治が
名付けた河原へ行き、川沿いの遊歩道をてくてく歩く。

と、ここでも東北自然歩道の標識が。
街中でもいいんだ…。

“新奥の細道”という歩道に習って、賢治の詩碑を目指す。

ミンミンゼミが盛んに鳴いてる。
今日はやけに暑い。

詩碑まであと少しというところで一息ついて地図を見ている
と、すぐそばにあった古い家からおじさんが、私のことを
手招きして呼んでいる。

「スイカ食べに来なさい」

♪!いそいそとおじゃますると、そこは同人屋敷という江戸
時代末期に建てられた市の文化財で、おばさんがお茶を出して
くれた。

おじさんの方は近くの桜地人館の館長さんで、畑でとれた
スイカをおすそわけしに持って来たところ、私がちょうど
通り掛かったというわけ。

甘い。嬉しい。

さらに地元のおばさんがネクタリンを持って参上。
こちらも頂く。なんて素晴らしいタイミング。

「いい時に来て食べてくれてありがとう」とおばさん。

さらにペットボトルに冷たいお茶を入れてくれて、
「たくさんお茶作ってたの。飲んでくれてありがとう」

ありがとうはこっちのセリフですって。

岩手の人はあったかいなと感動し、先ほどスイカをくれた
おじさんのいる桜地人館を訪れる。

「まぁ休んで」と、さっきまで休んでたのにまた煎餅なんか
頂いてから、賢治や高村光太郎の資料・作品を見学。

館長のおじさんは、畑でとれたという鑑賞用カボチャに墨で
可愛い顔と“雨ニモマケズ 風ニモマケズ 賢治”と書いて
私に渡してくれた。

「これが朽ちたら中の種を出して、撒いたらまた100個くらい
実るから。お客さんに渡してみんなに夢を与えて下さい」

はい!必ず育てていろんな人に配ります!

その後に乗ったバスの運転手さんもすごく親切だったし、
嬉しいな。。。

宮沢賢治記念館と賢治童話の森も満喫し、田んぼの中を歩いて
花巻の美しい風景に感動し、イーハトーブに引き込まれていく私。

小さい頃買ったけど、よくわからなくて読むのをやめた
「銀河鉄道の夜」、探して読もうっと。


あ、今日は漬物ソフト食べました。