輪島に着いたのは正午。
おばちゃんたちは、せっせと朝市の片付け中でした。
日曜の昼下がりを散歩する。
輪島港にずらりと並んだ漁船、網の手入れをするおじさん、
リヤカーを引くおばちゃん、玄関先に座るおばあちゃん、
なんだか全てが絵になるぞ。なんだか時間がゆっくりだぞ。
海水浴場には小中学生がぞくぞくと集まってきた。
千枚田を見にバスに乗る。
白米と書いて「しろよね」と読む地名、面白いなと思ったら
そこが下車するところでした。
こんなにこまごまと田んぼ作ってすごいなぁ。
次の日、朝早く出発。
おばちゃんたちは、せっせと朝市の準備中でした。
能登半島の西側、外浦を眺めながら金沢方面へ。
雨降りで、寂しげな景色。。歩けど歩けど灰色の世界。
20kmくらい歩いて一日三本のバスに乗ると、運転手さんが
「キャンプファイヤーでもやりに行くんか?」
…確かにキャンプしそうな出で立ちですけど。
疲れ果てた私に、運転手さんは能登のいいところを色々と
教えてくれました。
「また違う季節に来たらいいよ」
旅が進むにつれて増えていく。行きたいところが増えていく。
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