五日間ほど、山小屋にこもって
窯焚きのお手伝いをしておりました。
友人の窯は二年ぶりの火入れ。
「手伝いに行くから呼んでね」と彼女に
言ったのは三年前。
約束を果たしたい。
私が行った理由はただそれだけ。
薪を運んで、手斧で小割を作って・・・
私が出来ることはそれくらいだったけれど。
彼女の話を聞いたり、ちょっとした
タイミングの変化で上がったり下がったり
する温度計の針を見て、理解できました。
窯は生き物だということ。
それだけ難しくて奥深いということ。
一日に何度食事をしたのか、何時間寝たのか、
今が午前なのか午後なのか、そんなことも
わからなくなる不思議な毎日。
山の紅葉、満天の星空、変わりやすい天気、
鹿の鳴き声も猿の喧嘩もみんな含めて
貴重な経験をありがとう。
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