これを逃すなと布団を干す母。
今だそれゆけと梅を干す祖母。
待ってましたと鳴くミンミンゼミ。
7月20日頃から立秋までの「夏の土用」の時期、すなわち
梅雨が明けて天気が安定している時期(今年はまだだけど)
に三日三晩かけて梅を干すのが『土用干し』です。
梅干し作りの始まりは、一ヶ月前のことでした。
梅酒用の青梅がスーパーに並ぶ時期に、梅干し用の梅も購入。
完熟して黄色くなったものを使います。
洗ってヘタを取って水分を取って・・・
うーん、なんてフルーティーな香り。
焼酎をまぶして粗塩をまぶしたら容器に入れ、重しをのせます。
すると数日後には梅が浸かるくらいの水分=白梅酢が。
畑に行って赤じそをたっぷり穫ってきましょう。
洗って茎を取り除いた赤じその葉は、塩でもみ、アク抜きを。
二回繰り返しぎゅーっと絞ったら、白梅酢を少し加えてほぐし、
それらを漬けていた梅にすべて加え、再び重しをして置きます。
そして余った赤じそで作ったジュースを飲みながら土用を待つ
わけです。
明日からまた曇りが続くらしいからなぁ、いつ干し終わるかなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿