2006年12月9日土曜日

リヨン→ストラスブール→パリ

今朝も小学生たちが騒いでいる。
彼らの後に食堂に行くと、食べカス
だらけで汚いのなんの。
パンとシリアルだけの簡単な朝食
だったけど、やっぱフランスパンは
美味い。それにしても皆上手に
半分にして食べるなぁ。

台風みたいな風が吹荒れるなか、
リヨンの町並みをしっかりと眺めながら
駅まで歩く。いい町だったな。

朝早い列車を今日も断念した私は、次の列車が来るまで駅の待合室
で過ごした。外は暴風雨になっている。
今まで何にいくら使ったかをノートにまとめながら、フランスは食
費が高くつくなぁと思いつつ、サンドイッチ屋に行って昼食購入。

昼時になるとみーんなサンドイッチを食べながら歩いているので、
どうしても食べたくなってくる。ひとつ600円くらい。
今日は、ハム、レタス、シェーブルチーズという素敵な組み合わせ
を発見!あぁ美味しい…。

ユーレイルパスも残り二日なので、今日は一気に北上。
ドイツの隣のストラスブールまで5時間。着いたら夜。

ストラスブールのクリスマスマーケットは、歴史があり有名だとい
うことで、大聖堂前へ直行。
チカチカ発光するサンタの帽子をかぶって楽しむ大人たちと一緒に、
ホットワインを飲む。
ここは白ワインで有名なアルザス地方。ホットワインも珍しく白が
あったのでそちらを。またいつものとは全く違った味わい。

友達と食べようと、大きなシュトーレンを買って駅へ。
今夜はユースホステルが一杯で、だったら帰っちゃえー、と夜行で
パリへ帰ることにしたのです。

駅で寝台列車の予約をしようとカウンターのお姉さんに話すと…
「その列車、今夜ないから。朝のでいい?」と苛ついた様子。
ないって、私間違えたかな?と思いつつ、列車の発車・到着時刻が
映し出されるモニターを見ていると、パリから来る列車が全て二時
間から四時間も遅れている。これはやな予感…。

そのうち、私が乗ろうとしていた列車が表示された。
運休…
ないものは仕方ない。でも駅で6時間待つのはしんどい。
次第にカウンターが、その列車の予約をしていた乗客でごった返し、
それを眺めながら「ヨーロッパ満喫してるな」と思う私。

なにやら臨時の列車が表示されていたので、その行き先の時刻表を
調べてみる。すると、他の路線のパリ行きに接続しそうな雰囲気。
きっとそのための臨時列車なんだなと思い、乗る。

ところがほとんどの乗客が途中で降りてしまった。
あれ、もしかして皆パリ行きたい人達じゃなかったの?
不安になりつつ終点で降りると…パリ行きの列車が待ってる!
あぁ良かった〜。他の人達どうしたのかなぁ。

結局予約料金もかからなかったし、めでたしめでたし。
安心して車内で小さく横になったのは、すでに二時過ぎ。
パリに着くのは五時間後。

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