天気がいいので鼻歌交じりに家に着くと、
庭で祖父が不思議な動きをしているではありませんか。
木の棒を持った左右の腕を、ゼンマイ仕掛けのおもちゃのように
交互に動かす祖父。
棒が浸かっている桶の中は、洗濯機のようにバシャバシャと音をたてる。
すると
茶色い水の中から、綺麗~なサトイモ登場。
芋、こうやって洗うんだ!
「“かんな”って言うんだ。木削るのもかんなだけど」と祖父。
こういう形状でなくても、小芋を入れた水を木の枝でかき回せば
芋同士が擦れ合って、きれいに泥が落ちるとな。
「芋を洗うような~」という言葉はまさにここからだね。
今日も美味しい きぬかつぎ。
0 件のコメント:
コメントを投稿