2008年7月30日水曜日

すてきにおもしろい日常


excitingという単語を調べたら
『刺激的な, 興奮させる; すてきにおもしろい』
と出てきました。

『すてきにおもしろい』。それぴったり。

私は、“同じような毎日の繰り返し”という状況が
好きではありません。性に合わないというか。

「自給自足の生活が似合いそうね。
でもそういう生活って“同じような毎日”じゃない?」

と言われたことがあります。


これが違うんだな。

家にいて同じような作業を毎日繰り返していても、
生きた植物を相手にすると、“毎日同じ”なんてありえない。
ずーっとずーっと、違う毎日を楽しめるんだな。

さらに、子供を育てたり、人を相手にした仕事をすると
もっともっとエキサイティングな日々になるんだな。

生きものに同じ日は一日だってない。
だから難しくて、おもしろい。

2008年7月29日火曜日

爽やかで快よい


つまり爽快。

久しぶりの青空が嬉しくて、朝6時に自転車で
飛び出しました。

冷たい空気の中、坂道を駆け下りる。
ちょっと寒い。
次第に背中が熱くなってくる。
太陽が昇ってきた。


時間が早いせいか、見かけたのは
田んぼや畑で作業をするお年寄りくらい。

今年の夏休み、みんな何をするんだろう。

私が小さい頃は山や川へ連れて行ってもらったな。
滝を見るのが好きだったな。



小一時間の、汗を抑えたほどほどサイクリング。

しかし、早く帰るため早く出ようと急いだのは
よくなかったですね。
置手紙もしてきませんでした。

私が美しい那須岳に幸せを感じながら走っている時、
自転車泥棒騒動および家出騒動が起こっていたわけで。

2008年7月28日月曜日

出逢いと・・・


「出逢いと別れ」と言っていたのは昔のことで、
今は「出逢いと繋がり」だと思っています。

出逢って別れて出逢って別れての繰り返し。
ではなくて、
出逢って繋がって出逢って繋がって
繋がった先で繋がって繋がって縁が円をつくる。

というイメージ。

出逢うって凄いことで、素晴らしいことです。
そのチャンスに恵まれているのが、旅の宿だったりします。


静かだな。

ガソリン高いから出かけたくないよ的な
どうせ那須は道が混んでるんだろう的な
考えをお持ちの方もいらっしゃると思いますので
何も言いません。

部屋が空いていることと、
ここは涼しいよってことしか言いません。

2008年7月26日土曜日

ほぐれる


暑い中自転車をこいで坂道を上り続け
滝のような汗をかいてシャワーを浴び
昼寝してビールを飲んでまた熟睡。

翌日重い体を引きずり庭に出て
郵便物を確認し戻ろうとしたら
木の溝にくっついて動かない彼を見つけました。

きれいな緑色。小さな体。

なんだかものすごく、嬉しくなりました。

2008年7月25日金曜日

窓の光


夜、パソコンをカチカチやっていると、
緑色の光が私の視界に入りました。

窓が、光っていました。

ホタルでした。



お腹をまじまじと見る私。
どの節が光っているのかがよく判って、ちょっと感動。

離れた小川から迷い込んだホタル。
徐々に弱まっていく光。

惜しげもなくお腹を見せてくれた彼女に感謝します。

2008年7月24日木曜日

山百合歩道


赤松林の中には那須街道と並行した遊歩道があります。
真冬に初めて那須に来たときから何度か歩いていますが、
いつの季節もそれぞれの趣があって好きです。

今は、ヤマユリ。

緑の中に群生する姿は、息をのむ美しさ。
一見派手な花ですが、うつむき気味に木陰にひっそりと
咲いています。


ふわっと漂う甘い香りに優越感。
車で通ったらわからないでしょう、この香り。

この遊歩道には「森林浴1万歩!?の森」という名が
ついています。
「!?」にどんな意味が込められているのか?
歩いた人にはわかるかもしれません。(私はわかりません)

紫陽花街道


今、まだ、紫陽花なのです。

那須街道の入り口、赤松林の付近。
この時期那須に来たのならぜひ通りたい場所です。

両脇にずらりと並んだ紫陽花が緑に映えて
とっても綺麗ですよ。


ここで一番絵になるのがポストカブなんだな。

ちょっと押すタイミング早すぎたんだな。




あまりの気持ち良さに、シャクトリムシも
思い切り伸びてます。


ここは歩くよりも車向けの道なので、
歩きたい方は次の記事をどうぞ。


2008年7月23日水曜日

きのこの山


あっちの木の下にきのこ。こっちの木の下にもきのこ。
なるほど、木の子。

木の種類が違えばキノコも違う。
ここの庭には、色んなキノコが生えています。
美味しくなさそうなものばかりですが。

ちなみに私は、きのこの山よりたけのこの里が好きです。


なんでしょうかこの色は。無敵になれるんでしょうか。

ちなみに那須には「びっくり市 木の木(きのこ)」
という八百屋さんがあります。
たぶん「あら安くてびっくり」という意味かと思います。

2008年7月22日火曜日

とてもベリー


ドイツに行ったときに何が一番嬉しかったって、
ベリーを大量に使ったタルトがとっても安くて
美味しかったこと。

富良野のベリー園に居た時もすごく幸せだったな。
北欧の森でベリー摘みしてみたいな。

しかし庭の大粒ブルーベリーが美味しそうに
見えないのは、私だけでしょうか。


勝手に生えてるこちらはクマイチゴ。
(あまり好きな味ではないです。)
キイチゴにもいろいろありますね。


自分の庭でも育てたいな。クロフサスグリとか。

2008年7月21日月曜日

夏の夜に想う

昨晩は、外にテーブルを出して
お客さんたちと一緒にご飯を食べました。

心地よい気温
セミの鳴き声
ライトの灯り

みんなの顔

初めての一人旅で泊まった民宿での夜を
思い出しました。

楽しかったような楽しくなかったようなあの夜。
宿主という仕事に、あることを強く感じたあの夜。

あれから3年。
ゆっくりと着実に前進中です。

2008年7月20日日曜日

避暑


日中、家の2階にいると暑いです。
日の当たる場所にいると暑いです。
部屋の掃除をしていると暑いです。

だけど、アイスを食べれば落ち着く程度の暑さです。

鳥のさえずり、風の音、ヒグラシの大合唱。

デッキに寝転がってそれらに包まれていると
とても幸せな気持ちになります。


2008年7月19日土曜日

さわやか


さんさんさん太陽のひかり~
ぼっくっらの朝にふりそーそぐー

さわやか三組とは何の関係もありませんが、
梅雨明けましておめでとうございます。

冷房も扇風機も団扇も扇子もいらない夏。
暑くても爽やかな夏。
になるのかな?那須高原。

昨日道端で摘んで生けておいたキツネノボタンは
今朝直射日光に当たりうなだれてしまいましたが、
私はバテないようにしたいと思います。


2008年7月18日金曜日

下野国にて


緑の中に、赤い花。
ヤマツツジの季節を思い出します。

こちらはシモツケソウ(下野草)というお花。


栃木県はかつて、下野国(しもつけのくに)でした。



こちらはシモツケ。

夏の間、濃緑の林を彩ってくれることでしょう。


ちなみに私の出身は、武蔵国(むさしのくに)です。


2008年7月17日木曜日

桜の木の下


ふんっ ふんっ とりゃっ

という感じで腹筋を使いながら(使っているような動きで)
上に上に上っていくアオムシ君。

すごい速さだ。すごい腹筋と背筋だ。

それより、ぶらんぶらんしてる彼を撮ったことに感動だ。

なんて夢中になっていたら、
私の腕に別のアオムシがぽとりと落ちた。

ケムシじゃなくてよかった。


2008年7月15日火曜日

疑問


お山は今頃シャクナゲが咲いていることでしょう。

ねえ、

なぜ海の日があって

山の日がないの?




2008年7月14日月曜日

ぬけがら


セミの抜け殻って美しい。

庭を歩けばあちこちで、しがみつく彼らに出会います。

夕方にカナカナカナ。
朝方にもカナカナカナ。
日に日に賑やかになっていくヒグラシの鳴き声。


この写真の中だけでも5匹ぶん。
大きな葉っぱの裏側は、安心して脱皮できる
場所のようです。

週末来ていた子供たちに見せると、
ちょっと怖がりながらも楽しんでいるようでした。


その証拠にこの有様。
井戸端会議風ですか。



2008年7月13日日曜日

療養


彼女がひとりでここまでやってくるのは
とても勇気のいることだったと思います。

自分で一歩を踏み出すきっかけに私がなれたのなら
それだけで、よかった。

後は那須の自然がなんとかしてくれます。



夜、生まれて初めて見たホタルに感動し
「癒された」と言って帰って行きました。


『生きる』と名づけられた温泉神社の御神木。
今日も力強く・美しくそこに根を張り、
訪れる人に生きるパワーを分け与えています。

外に出てみませんか。

2008年7月10日木曜日

初収穫


サラダミックスの葉っぱが大きくなってきたので、
外の葉から一枚一枚かき取って収穫しました。

タアツァイでしょ、大阪たか菜でしょ、水菜でしょ、
ロメインレタスでしょ、ルッコラでしょ、あと何?
よくわかんないけど食べちゃえー

という感じで食べていたら、
ものすごく苦いものがありました。たんぽぽ?

赤いレタスが大きくならないなぁ
土地に合う合わないがあるよねぇ
なんていうのがわかるのも、ミックスのいいところ
かもしれません。

2008年7月9日水曜日

一目惚れ


長い道程の旅の途中でやってきた。
という旅人なお客さんは、私が来てから初めてです。

さらに、バイクを見て
「ほしい」と思ったのは今回が初めてです。

郵便やさんみたいな真っ赤なカブ。
郵便より狩猟向きですハンターカブ。


お客さんオリジナルのケースも素敵。
そのロゴだけでも欲しいかも。


しかも・・・


雲から虹出てる!!!

松山市のご当地ナンバーなんですって。
雲形なんですって。(虹は別売り)

カワイイバイクにのったカワイイ旅人さん、
またいつか会いましょうねー。

2008年7月8日火曜日

うつわ


「新しい派遣社員がまったく挨拶をしない。
人が近づくと顔をそむける」

それは言ってあげないと。

「まだ若いからなー」

若いからこそ今のうちに言ってあげないと。

「あいつは言っても無駄だ。話を聞く器がない」

・・・それってどちらかといえば、
若者を教育できる器がまわりの大人たちにない。

嫌なことは、見ないフリ。
嫌なことは、後回し。
いつまでたっても、嫌なまま。

2008年7月7日月曜日

願いごと


世界が平和でありますように。


と、どこかの寺のしゃもじに書いたことがある
気がします。


愛で包まれますように。だったかな?


七夕、関東はいつものように曇り空ですね。

那須高原はヒグラシが鳴き始めました。



2008年7月6日日曜日

那須連山 2


峰の茶屋を通って、次に目指すは朝日岳。

朝日岳に向かう手前に「ここから先は危険です」
という看板があり少しひるみましたが、
岩がゴツゴツしている私好みの道でした。
個人的には茶臼岳の道より歩きやすくて好きです。


茶臼岳山頂から1時間半後、朝日岳山頂到着。

途中ベニサラサドウダンツツジに囲まれた細い道を
歩いたとき、ほのかに甘い香りがしました。

それにしても暑い。


朝日の肩でおにぎりを食べて、さらに次の目的地へ。

紅葉の時期はさぞ美しいであろう清水平を経て、
三本槍岳とは逆方向へ歩きました。

だんだん標高が下がっていくにつれて増える植物に
喜びながら、いつまでも晴れている空の下、歩く歩く歩く。


朝日岳から歩き続けること2時間半、北温泉旅館に到着。

もう体が塩だらけで気持ち悪さの限界というところで
川沿いの露天風呂を独り占め。天国。

いろんなお湯に浸かってリフレーッシュ。ですが、
もう休みたがっている脚にムチ打って、さらに1時間半
歩いて温泉街へ戻りました。


途中出会ったおばさんに言われた一言。
「好きなのね~」


那須連山 1


先週の水曜日、茶臼岳に登ってきました。

いつものことですが温泉街まで自転車を押して
歩いた時点で汗だくヘトヘト。一山登った疲労感。

そこから時間節約のためバスとロープウェイを
乗り継いで茶臼岳9合目へ。
それだけで1,470円もかかってちょっとガックリ。

だけれど登り始めれば、疲れも懐の痛みもどこへやら~


山頂駅から石ゴロゴロ足ズルズルな道を歩くこと30分、
茶臼岳山頂に到着。

誰もいない。空が青い。下には雲。程よい風。

迎えてくれてありがとうございます。


旧火口をぐるりと周回。
反対側から蒸気が控えめに出ていました。

那須岳の主峰茶臼岳は、ロープウェイ乗り場で
流れていた紹介ビデオ曰く
「現役バリバリの活火山」なのです。


それでは次の目的地へ。

遠くに雪をかぶったどこぞの連峰が見えます。
カッコいいです。素敵です。美しいです。

尖った山と丸い山、あなたはどちらが好きですか。


2008年7月5日土曜日

前進


オーナ家族に同行し、1泊2日の旅行に行ってきました。

秋田県の八幡平山麓で小さな宿を営むご夫婦に会うことが
今回の目的。

私は初めて伺う宿ですが、雑誌でお二人の姿を拝見してから
ぜひお会いしたいとずっと思っていました。

きっと私にとって居心地のいい場所だと、その写真から
感じ取ることができたのです。


勘は的中。

宿を開いて33年経つというその方は、
とってもとっても素敵な方でした。

今までやられてきたこと、今やってらっしゃること、
私のひとつの目指す姿でもあります。


よもぎのお茶を頂きながら、
手書きの通信のバックナンバーを読む夜。

私は今の時代に必要なことを、
一体どういった方法でやっていくべきかを考えました。

また少し具体的になってきた気がします。

また小さな一歩を踏み出すことができた気がします。

東北ちらり


秋田県は八幡平の、後生掛自然探求路にて。

いろんな地獄がありましたが、
ここが一番悲しかったので採用。

ああ硫黄臭で気持ち悪くなりそう。

でもなかなかいい景色。




ボコッ ボコボコッ
出てます出てます。
なかなかいい音。


やっぱり食べたい、黒タマゴ。
普通に美味しい、温泉タマゴ。
なかなか可愛いパッケージ。


辰子像@田沢湖
VS


乙女の像@十和田湖
若さでは辰子の勝ち。


若さといえば、このラーメン屋。
若い力だラーメン、餃子。
ヤングパワーだ牛丼だ。