2006年7月31日月曜日

清く美しく@青森














晴れ渡る空、澄んだ空気、秋田の朝は少しひんやりとして
気持ちがいい。

青くて大きな日本海を眺めながら、白神山地の麓までやって
きました。

今日は津軽国定公園十二湖を散策。
十二湖と言っても実際は大小33の湖沼があるそうです。

自分の体力と時間によって散策コースはいくらでもアレンジ
可能。ただ必ず見るべきなのが「青池」という湖。

「青インクを落としたような」と形容される青池。
色に驚くのは勿論のこと、底に沈んだ樹や泳ぐ魚が上から
はっきりと見えるのです。

緑の中にひっそりとたたずむその湖は、あらゆるものを吸込み
浄化してくれる、そんな力があるような気がしました。

写真は二番目に青かった「沸壺の池」。
神秘的。不思議。

私は四時間かけて21の湖沼と日本キャニオンを回りました。

ブナの原生林もあり、自然がいっぱいです。
道は歩きやすいところが多く、車で近くまで行ける湖も多い
ので気軽に楽しめますよ。


帰りはバスに乗らず駅まで歩いて、暑くて暑くて、でもアイス
もジュースもぐっと我慢。

なぜなら38円しか持ってなかったから。
財布の底は見えてくれなくていいんですけど。

2006年7月30日日曜日

赤なまはげ青なまはげ黄なまは@秋田














黄なまはげは見なかったなぁ。

今日は、なまはげ伝説の里である男鹿半島を歩きました。

怖かった…。
なまはげがではなく、遊歩道が。
看板外すか整備するかお願いしておこう…。

車道はかなり気持ち良く走れる道だと思います。
私だって木いちご摘み摘み楽しみましたけどっ。

特に八望台からの眺めは良かったなぁー。
湖と海と牧場を見下ろしながら絞りたての牛乳をグイッと
、いきたかった。残念ながら売り切れてました。

日曜日だから人が多くて、特に水族館は大盛況。

新しくて水槽が大きくて説明パネルがお洒落で、白熊が
愛くるしい男鹿水族館。三時以降はタイムサービスで
200円安くなります。おすすめ☆

温泉も日帰り入浴300円と安いですよ。


さて、秋田市内はもうすぐ竿燈祭りということで、
あちこちに燈が飾られています。
見たいけど、北上しなくては。

あ、きりたんぽ食べてない。

暑中お見舞い申し上げます。


今年は北のほうへ逃げています。

皆様お体に気をつけて、秋に元気にお会いしましょう。




只今日本一周の旅に出ています。

2006年7月29日土曜日

どーん@秋田















隅田川には負けるかもしれないけど、人が少なくてゆったり
と見物できるもんねー。

でっかーい。

海風でかけらが頭に降って来るー。

司会「今日は特別スリリングですね」

いわにしみいるせみのこえ@山形



新潟を朝六時に出て、山形に着いたのは正午でした。

途中なんだか周囲が全員鉄道マニアさん達で…
魅力的な路線だったんですかねぇ。
一緒になって米沢で米沢牛駅弁買いましたけど。


海岸線から外れて内陸に来た目的は、山寺を訪れるため。

松尾芭蕉が「閑さや 巌にしみ入 蝉の聲」という句を詠んだ
場所です。

行って良かった…。
とっっても雰囲気が良かったです。

梅雨明けたぞー!と叫んでいるかのような晴天。
蝉も叫んでます。
1015段の石段を登るのはなかなか大変だけど、林の中にいる
時の涼しさと静けさ、山の上からの見晴らしには感動します。

沢山の観光客が来ていましたが、皆さん汗びっしょりになり
ながらも晴れ晴れとした表情で下山していました。

「こりゃビールが美味いぞ〜」って。

私はビールではなくて、さくらんぼソフトクリームで。
あぁ爽快♪
玉コンニャクも美味しかった。


そしてまた海岸線に戻るため、電車に乗り続けています。

田んぼの緑がものすごーく綺麗です。

こんなこと考えながら旅してます。



帰ったら何をする

半年後にはどこにいる

一年後には何してる

二年後には何してる

何を伝えたいのか

どう表現すればいいのか

今日は何曜日なのか

2006年7月28日金曜日

家近め@新潟



佐渡は朝から大雨。おけさ笠をかぶった灯台にお別れを言って、
両津港から新潟港へ。

天気が悪くて早く佐渡を出てきたので、新潟港近くの県立美術館
に行ってみました。
近代から現代の日本画展。

画家は何を想いながらこの絵を描いたんだろう
どういう場所に飾ったら一番持ち味を発揮するんだろう
こんな大きな屏風飾れる部屋ってどんなだ
座ってるバイトの人たち何考えてるんだろう
あ、たまらず歩き出した、腰痛そう
そんなことを考えながら。


新潟駅へ行ってはっとしました。suicaの広告がいっぱい。
直江津からJR東日本に入っていたんですよね。
何かと関東の地名が目に入ってくるし、家近いなぁって。
そういえば夏合宿で毎年苗場に来てたんだよなぁ。

さっ、明日から東北へ!
初めての東北。イメージは、緑。

2006年7月27日木曜日

かっこいいっちゃ@新潟















別にラムちゃんの真似してるわけじゃないんですけど。

今日はバスでぐぐっと上って相川というところへ。
佐渡金山が近いので歩いて行きました。

晴れてかなり暑かったので、金山で金箔の乗ったソフト
クリームを食べました。なんだかリッチな気分。

次に荒削りの岩々がかっこいい尖閣湾へ。
ここにも地味に遊歩道が。
高さ20mの断崖の上から見下ろす海は、やっぱり綺麗でしたー。

相川に戻ると、公園からマイクテストをする声が。
何かイベントでもやるのかな、と駐車されたトラックを見ると
「KODO」の文字。ん?え!

特設ステージには和太鼓が。「鼓童」だ!
佐渡を拠点に世界で活躍する和太鼓のグループです。

相川では今日と明日、鉱山祭というお祭りが開かれると
そこで知りました。
毎日どこかしらでお祭りや花火大会が行われていますねー。

鼓童の皆さん、めちゃめちゃかっこよかったです。
私も和太鼓やってみたい…

2006年7月26日水曜日

佐渡は楽しいっちゃ@新潟



直江津港からフェリーに乗って、佐渡の小木港に着きました。

やや曇り空で散歩日和。
右も左も田んぼののどかな道を歩いて行き、江戸時代の面影が
残る宿根木集落で迷路のような町並みを楽しみました。

帰りはバスに乗ろうかなと時間ぎりぎりにバス停に行くと、
なんとバスはもう出て行った後。
次のバスまで探検しようと、看板らしきものが見える海の方へ。

すると「ここから探勝路」と書いてある。
帰る方向だしちょうどいいやと進み始めました。

作られた道なんてほとんど無くて、ゴツゴツした岩場を海に
沿って歩く、ただそれだけ。
だけどこれが面白い!

とにかく海が綺麗で、磯の生物は沢山いるし、美味しそうな
海藻がこれでもかと生えてるし、浜には割れてない貝殻が
わんさかあるし…

サンダルの間に入る小石に泣きつつ蜘蛛の巣をまといつつ、
太陽さんまだ沈まないでと願いながらはしゃぐ25歳。

雨がポツポツ降り出して、空を見上げればそこには虹。
海を覗くと魚の群れがはっきり見えて、吸込まれそう。

名残惜しさを抱えつつ普通の道に戻って来て、我に返る。
宿まで歩いてあと30分。確実に着く前に日が落ちる。
辺りは田んぼばかりなのに…

だけど運良く通りすがりの軽トラに拾ってもらい、無事に
帰ることができました。

お風呂上がりに頂いたのは、冷凍ミカンならぬ冷凍柿。
そういえば柿畑もたくさんあったなぁ。

2006年7月25日火曜日

ニンニン!@富山



城端駅から今度は海方面の終点、氷見駅へ。

着いたころには日が暮れて、もう店も大体閉まっていて、
人のいない商店街を歩いていました。
氷見の目玉は「きときとの魚」。新鮮な魚って意味ですね。
商店街には様々なお魚さんのモニュメントが並んでいます。

橋の上に来ると、何やら不思議な形をした大きなオブジェが
近くにあるのに気づきました。
近未来的。よく見ると動いてる。デジタル時計がついてる。
あ、、
そういえば忍者ハットリくんのカラクリ時計がこの近くにある
って何かに書いてあった!

8時。「ニンニン!」吹き出る水の中から現れるハットリくん。
ハットリくんが悪者を退治するまで約4分、水と光の演出で
エキサイティングかつロマンチックな?ひと時を過ごすことが
できました。

商店街のモニュメントも藤子不二夫A先生デザインだそう。
日本のいろんな商店街を歩くと、さまざまな努力が感じられて
面白いですよ。

やっぱ山はいいよね@富山



海か山かって言ったら山の方が好きなのです。

今日は黒部渓谷に行こうかなーと思って、トロッコ列車に乗る
手前の宇奈月温泉まで来たのです。
でも昨日からの雨で川は濁りまくり。
しかもトロッコ往復160分、一人より誰か仲のいい人と一緒に
来たいかも。

というわけで宇奈月温泉をぶらぶら。
山がきれい、空気がうまい、足湯が熱い。あぁ落ち着くー。

時間があるので適当にどこか行ってみようと電車に乗る。
なんだかやけに派手な電車に乗り換える。
乗ってから気づく。「忍者ハットリくん列車だ!」

終点は城端という駅。さらにバスで30分もしないところに
世界遺産の白川郷があるのだけれど、もうバスがなかった
ので城端散策をすることに。

水車、古い町並み、機織の音、きれいな山と田んぼと花。

絹織物が特産品ということで、肉屋さんでシルクパウダー
を使ったシルクコロッケなるものが売られていました。
揚げたてサクサク、中はしっとりで、とっても美味しかった。

なんかいい所だったな。

2006年7月24日月曜日

もっと金沢@石川



能登から金沢に帰ってきて、与那国で出会った日本一周中の
ライダーくんと再会し小一時間会話。
このブログがお役に立てているようで、よかったよかった。

それから私はひがし茶屋町に行き、一昨日通った時に気に
なっていた銭湯へ。
たくさん歩いた日は広い湯船が最高に気持ちいい。
そして夜の茶屋町の雰囲気もとてもいい。

金沢を離れる電車の中で、あそこ行き忘れたっていうのが
いくつか出てきてしまった。
また近いうちに訪れよう。


「ふ」は風呂屋じゃなくて麩屋さんです。

能登、また来ます。@石川



輪島に着いたのは正午。
おばちゃんたちは、せっせと朝市の片付け中でした。

日曜の昼下がりを散歩する。
輪島港にずらりと並んだ漁船、網の手入れをするおじさん、
リヤカーを引くおばちゃん、玄関先に座るおばあちゃん、
なんだか全てが絵になるぞ。なんだか時間がゆっくりだぞ。
海水浴場には小中学生がぞくぞくと集まってきた。

千枚田を見にバスに乗る。
白米と書いて「しろよね」と読む地名、面白いなと思ったら
そこが下車するところでした。
こんなにこまごまと田んぼ作ってすごいなぁ。


次の日、朝早く出発。
おばちゃんたちは、せっせと朝市の準備中でした。

能登半島の西側、外浦を眺めながら金沢方面へ。
雨降りで、寂しげな景色。。歩けど歩けど灰色の世界。

20kmくらい歩いて一日三本のバスに乗ると、運転手さんが
「キャンプファイヤーでもやりに行くんか?」
…確かにキャンプしそうな出で立ちですけど。

疲れ果てた私に、運転手さんは能登のいいところを色々と
教えてくれました。
「また違う季節に来たらいいよ」

旅が進むにつれて増えていく。行きたいところが増えていく。

2006年7月22日土曜日

つくる・こころ・つたわる@石川



晴れたー♪
今日は一日、金沢散策しました。

まずは駅にびっくり。さすが伝統工芸のまち。

最初に訪れたのは、日本三名園のひとつ兼六園。
ちょうど花がほとんど咲いていない時期だったんですが
苔の緑が綺麗でした。
カキツバタが咲いている時期にぜひ来たいです。

続いて金沢城。5年前に復元されたばかりの櫓を見学。
伝統的な木造軸組工法で建てられたことが、模型や
映像でわかりやすく解説されていました。
日本の大工さんの技ってすっごいなーと感心。

てくてく歩いて、ひがし茶屋町へ。
京都や高山を思わせる、上品で風情のある町並み。
雑貨屋さんやカフェの2階にあるギャラリーをいくつか
拝見し、若い作家さんのガラス作品を楽しみました。
すごく素敵で、見てるだけで楽しくて、自分も人をこんな
気持ちにさせる作品をつくりたい、そう思いました。

菓子文化会館というのがあったのでちらっと覗いてみると
ここでもうっとり。
お土産用のお菓子も金沢はかなりレベルが高いですね。
食べてないですけど。むしろ食べるのがもったいない。
いややっぱり食べたい。

そして武家屋敷の町並みを通り、若者が集まる商店街を
通り、にし茶屋町へ。そこで甘納豆屋さんに入りました。
一粒一粒が綺麗な小石のようで、丹精込めてつくられて
いるのがよくわかる甘納豆。
宝石箱のような詰め合わせを買いました。

人が丹精込めて作ったものは、人を感動させることが
できるんだな。ものを通して心は伝わるんだな。
そう思えるものが、金沢にはたくさんあります。

2006年7月21日金曜日

おだやか東尋坊@福井



火曜サスペンスを想像しながら訪れた東尋坊。
船越英一郎がいるかもしれないと。

訪れてみると、曇り空だったけれど海は荒れておらず、意外と
穏やかな様子でした。
だから怖い所というより、いい景色だなーという感じ。

東尋坊周辺の、サンセットビーチから越前松島にかけては
いろいろな遊歩道があります。

「自然学習歩道」として、所々に地層や地形、生息する鳥類
などについて詳しく説明するパネルが設置されていて、とても
勉強になりますよ。

それらを全部読みながら進んだらあっという間に一日が
終わりそうでした。ぜひ小中学生を連れてお弁当持って
歩きたいです。

冬に蟹と温泉と荒れた東尋坊を楽しみに来るのもよさそう
ですねー。

2006年7月20日木曜日

敦賀に999@福井



鳥取の水木しげるロードだけじゃないんだ。
敦賀には松本零士ロードがある。

駅前から続く大きな商店街の両側に、銀河鉄道999と
宇宙戦艦ヤマトのモニュメントが並んでいました。
モニュメントにはストーリーが少しずつ書かれています。
読みたい人は右側通行で進みましょう。

私は999はなんとなくわかるんですけどヤマトはさっぱり。
ちなみに敦賀は松本零士ゆかりの地でも何でもないらしく、
鉄道と港の町のイメージに合っているからとかで・・・

あと、
敦賀駅前は夏なのにクリスマスなイルミネーションでした。

キラリ長浜@滋賀



雨が降ったりやんだりの中、琵琶湖を眺めながら湖西線で
遠回りして長浜へ。

目当ては、雑誌で見て美味しそうだった「焼鯖そうめん」。
それしか頭にない状態で行ってみると、あらお洒落な空間・・・

江戸時代の街並みに、ガラス芸術のギャラリーやガラス作品
を売る土産物屋さんがたくさん。大きなオルゴール堂もあって
ちょっと小樽みたいな雰囲気。

何件かのお店の前に万華鏡が設置されていたのが素敵
でした。この写真はカメラをくっつけて撮ったんですよ。
そしてそして、日本一大きな高さ8mの万華鏡も!
首が疲れた・・・

今は何と言っても、大河ドラマ「巧妙が辻」ゆかりの地として
長浜は大盛り上がり?なようでした。
ドラマ見てないけど、一豊と千代っていう言葉の響きは好き。

あ、焼鯖そうめん美味しかったです。鯖が骨まで柔らかくて。
寒かったからのっぺいうどんも食べたかったけどなぁ、
すはま食べ過ぎちゃったからなぁ。

今日から青春@滋賀



JR乗り放題の青春18きっぷが今日から利用開始という
ことでさっそく購入です。
車掌さんに見せたら、「おっ、さっそくだな」みたいな顔を
されました。ええ。

一日一人2300円×5で、この一枚が11500円します。
5人で使ってもいいし、一人で五日間使ってもいいのです。

途中下車がいくらでも可能なので、気ままに電車の旅が
出来ますね。でもちゃんと次の発車時刻確認しましょうね。
ちなみに普通の片道切符でも、100km越えると途中下車
出来ます。

JRだけを数えてみたら、電車賃が2300円を超えたことは
今までに14日間でした。
だから今回の利用期間で10日間使うかどうか、微妙だなぁ。


18きっぷって、18歳までしか使えないと最初思ってました。
思ってませんでした?
自分は今でも青春真っ只中だ!という人なら誰でも使える
らしいですよ。

2006年7月19日水曜日

湖は広いな大きいな@滋賀















徳島でのWWOOFで出会っためぐみさんと大阪で再会し、昨日おとといと
泊めてもらって祇園祭疲れを癒しました。
本当にありがたいです。

今日は比叡山に行こうと思っていたのですが…
大雨洪水警報。
この数日間の大雨で各地で大変な被害が出ていますし、ここは
おとなしくしようと雨が止んでからゆっくり出発し、比叡山には
行かず真っ直ぐ琵琶湖に来ました。

今、空は晴れ渡っています。
でも湖は…。
湖水浴場なんですが、そんな面影はありません。

元の状態に戻るのに、どのくらいかかるのでしょうか。

2006年7月17日月曜日

鑑賞する祭り@京都



朝から山鉾巡行の見物客で道はごった返していました。
私もいい場所で見ようと、通過時間の2時間くらい前から
立って待つ張り切り様。

大雨の中、美しい装飾品をまとった山と鉾が、お囃子の音と
ともに進んで行く。「動く美術館」と言われるのも頷ける、
とても芸術的なものでした。
雨だから全体がビニールで覆われていたのが残念だったけれど。
あ、でも雨だから巡行している人の衣装に加えて傘も楽しめた。

曲がり角で見物していたので、辻廻しを見る事が出来ました。
あのかけ声と技は、一見の価値有りです。
32基全てが通り過ぎるまで、約2時間。
いつ貧血で倒れるだろうかと思いながらも最後まで見ました。

昼過ぎに妙心寺へ行き庭園でゆっくりし、夕方に八坂神社へ。
またまた場所取りのため1時間ほど立ったまま待ち。
これから出発する三基の神輿の差し上げを見ました。
威勢のいい男達が神輿を上下に揺らし「しゃんしゃん」と
鈴を鳴らします。かっこいい・・・。

後ろに立っていたカップルの女性が言いました
「やってる方は大変そうだねー。」
すると男性が言いました。
「いや、やってる方が相当楽しいよ。こんな人ごみで
見てる方よりずっとね。」

確かに。

2006年7月16日日曜日

人人人人人だらけ@京都



祇園祭初体験。
大きなお祭り初体験。
やっぱり人がすんごい!

今夜の宵山、前に進めず何も見えず。
でも華やかで見所たくさんで、さすが京都と感心。

浴衣の女性が多いのも楽しい。
女の子って浴衣を着ると三割くらい可愛さアップしません?
男の子もちゃんと着付けられればかっこいいので、
もっと頑張ってほしいなぁ。

明日も人ごみに負けず楽しみます。

2006年7月15日土曜日

天に架かる橋@京都



京都にて、波照間島で宿が一緒だったヨウコさんと再会。
今日は京都北部の観光に連れて行ってもらいました。

まずは伊根の舟屋へ。

伊根湾をぐるりと囲んだ海面すれすれの舟屋群、海側から
見ると海の上に家が浮いているかのよう。

細くてくねくねした道沿いからの景色も、とてものどかで
なんだか微笑ましくて、楽しかったー。

そして日本三景のひとつ、天橋立へ。

実際に見てみると、自然の妙にちょっと感動。
不思議だなぁ。何年も経ったら、形が変わっていくのかな。

傘松公園からお決まりの『股のぞき』。
確かに天に架かっているように見える。
ただし見とれていてはいけません。
頭を上に戻した時にクラクラします。


ヨウコさん大変お世話になりました。
旅の間に出会った人たちと再会できるのは、とても嬉しい
ことです。
私が地元に帰ったら、みなさん遊びに来てくださいねー。

2006年7月14日金曜日

もう歩けない@鳥取














鳥取砂丘、山陰で一番楽しみにしてました。

砂丘から6kmほど離れた場所に泊まっていた私は、四時半に
起きて五時過ぎに出発。歩いて砂丘へ行くことに。

朝日が眩しいー
早朝なのにすでに蒸し暑く、タオル片手に必死で歩く。

「どこ行くの?砂丘?遠いのに〜暑いのに〜若いからぁ〜」
と話しかけてきたおばさんに爽やかな笑顔で応える。
犬の散歩中のおじさんにも、汗だくながら爽やかに挨拶。
職業病。

七時前に入口に到着。荷物を放って砂丘へ駆け出す。

高い所に登ると、とても気持ちいい風が吹く。
人がいなくていい感じ。
ラクダもいないけど、まあいいか。

二時間位歩き回り、満喫したので砂丘を出ると…
それまで太陽を覆っていた薄雲が消えてカンカン照りに!
暑っ!日なたにいられない。

この暑さで砂丘を歩いたら危険でした。
早起きして良かった…。

朝からやってる公衆浴場に行き温泉で疲れを癒し、今日は
午前中にて活動終了。

今までは、晴れると景色がいいし気分もルンルンだったんですが、
これからはちょっとしんどいですね。
今まで楽々歩いてた距離が歩けないのがもどかしいけれど、
まぁ倒れないようにゆっくり進みます。

2006年7月13日木曜日

ねむねむ@鳥取



最近このピンクの綿毛みたいな花が咲いた木をよく見かける。
とても不思議な花、なんて名前だろう。

ふと思い出し、さっき調べてみました。

合歓の木(ねむのき)
マメ科
・葉は夜になるとゆっくりと自分で閉じる。
まるで眠るようなので「眠りの木」、そして「ねむの木」に変化。
・花弁は小さく目立たず、雄しべの花糸が長く紅色を呈する。

そっか、ねむのきって言葉は聞いたことあったけれど。
眠るんだ。


昨晩たっぷり寝たはずなのに、今日は眠かった。
だるかったというか。
昼過ぎから晴れてきて、ものすごく暑くなって思ったことは、
「野菜食べたい。トマトときゅうり食べたい。」

そして出会った定食屋さん、その名も
『健康いちばん』

はい、その通りですよね。
鶏ささみサラダ定食を玄米ご飯で、あと納豆も。

おいっ鬼太郎っ@鳥取














父さん、後頭部撮られてます。


ねずみ男駅(米子駅)からねずみ男列車に乗って鬼太郎駅
(境港駅)へ行き、水木しげるロードを歩いてきました。

想像以上に面白かったです。
だって全長800mの道に妖怪のブロンズ像が119体もあるんですよ。

妖怪ガイドブック片手にスタンプラリー(35ヵ所)もしてみたりして。
ぬりかべだけ押し忘れたけど。

この妖怪ガイドブック、読むと楽しい。
119体の妖怪ブロンズについて、出現地と解説、効能が書かれて
いるんです。

例えば一反木綿、
出現地/大隈地方(鹿児島県)
一反ほどの白い布で、夜間に飛来し、人の首に巻き付いたり
顔面を覆ったりする。
効能/色白でスリムになれる。

効能って…撫でたりすればよかったのかな?

途中で砂かけババァの顔したパンや「目玉のおやじ汁」と
書かれた缶ジュース(ゆず味)で一息つきながら歩き、
猫娘列車に乗って帰りました。

妖怪は500種類いるらしいので、ブロンズ像はこれからまだ
増えるかもしれませんね。

2006年7月12日水曜日

値段以上@島根



拝観料や入場料って結構高いですよね。
だから、どこかで見たことがあるような有料施設は、よっぽど
好きじゃないと入りません。
逆に無料の施設は興味がなくてもとりあえず入ってみます。

今日は朝から松江城に行き、周辺をぶらぶら歩いていました。
すると目に飛び込んで来た「無料」の文字。
すぐそばにある松江郷土館で「伝えておきたい昭和の暮らし」
という資料展が開催されているという看板が。

行ってみると、郷土館は古びた素敵な洋館でした。
建物の雰囲気に加え、展示品の内容に感心。

特に戦争に関する品々は色んな人に見てもらいたいです。
実際に当時使われていた衣類等を見て、胸が痛くなりました。
おすすめ無料スポットです。


次に島根県立美術館へ。

ちょうど企画展は準備中。だけど常設展があるのでチケットを
買うと、なんとたったの300円。

内容は江戸時代の浮世絵から近代、現代の国内外の絵画、
焼物、写真、彫刻と展示室五部屋ぶん。
さらに展望テラスから宍道湖を眺め、二時間たっぷり楽しむ
ことができました。

こちらの美術館の閉館時間は、日没の30分後。
宍道湖に沈む夕日を鑑賞することもできます。


さてさて
今日はぐっすり眠れる安い宿はないものかと探した結果…
初のホテル泊に決定。

と言ってもシングル一泊二食温泉サウナ付税サ込3898円也。
とっても綺麗なホテルですよ。
山陰地方の都市の駅前は価格競争が激しい様子です。

そういえばCMで見たんですが、マンスリーレオパレスが
島根県では月3万3千円〜だって…

2006年7月11日火曜日

神々のまち出雲@島根














出雲大社に行ってきました。

広い境内には神聖な雰囲気が漂い、背筋がピンとしてしまいます。
伊勢神宮や天岩戸神社に行った時もそんな感じだったなぁ。

出雲大社は旧暦10月に全国の神々が集まる場所。
だから出雲は、「神無月」ではなくて「神在月」って言うそうな。
へぇー
境内には神様たちが泊まるための建物もありました。

有名な神楽殿の日本一の注連縄(しめなわ)は、ご覧の通り。
やりすぎ…?


ちなみに近くの日御碕灯台もかなりビッグ。
石積みとしては日本一の高さの灯台で、東洋一の灯台と言われる
のもうなずけるかっこよさでした。


出雲そばおいしかったな。

2006年7月10日月曜日

日本史の教科書@山口



萩に来て、「あ、萩の月食べたい」と思ったけれど
あれは仙台のお菓子でした。

萩焼の色は好きでしたが、萩について何も知らず。
観光地図を広げて出てくる名前は、吉田松陰に伊藤博文に
木戸孝允に山県有朋に井上勝に…

歴史の勉強が苦手だったことを思い出し、やや落ち込みつつ
萩博物館へ。

開催されていたのは「長州ファイブ展」。
長州ファイブとは、江戸時代初頭に英国に密航留学した
長州出身の5人の若者たちのことです。

彼らの行動力に感心し、来春公開の映画「長州ファイブ」
を見て日本史嫌い克服だーと意気揚々と萩観光へ。

城下町のお屋敷のかっこよさに見とれて自転車ふらふら。
さらに強風に負けてふ〜らふら。川の鯉も流され気味。

風に当たっていただけでかなり疲れて、夏みかんソフトで一服。
知らなかったなぁ、山口の名産品が夏みかんだってこと。

2006年7月9日日曜日

山陰線スタート@山口















私の出発を祝うかのように晴れ渡る空!

久々のワンマン電車、鈍行の旅の再開です。
右手に山、左手に海、車窓からの眺めは最高。

本州の日本海側を訪れるのは今回が初めて。
海の色が何となく違う気がします。

田んぼは青々とした稲が風になびいて草原のよう。

家々の屋根は太陽を反射してぴかぴか光っています。
…やけに光っています。

山口県の家の屋根瓦、光沢があってやたら綺麗なんです。
色は赤茶色が多いですねぇ。

そしてガードレールは山吹色なんですねぇ。
不思議。

ごちそうさまでした@山口



今日は大雨が降ったり止んだり。
なんと車で秋吉台・秋芳洞まで連れて行ってもらいました。

気になってはいたけれど、電車とバスでは行きづらい所に
あるので今回は行かないでおこうと思ってた場所なんです。
よかった・・・これで気持ちよく次に進めます。

秋芳洞はとにかく大きかった。
今まで見た鍾乳洞とはスケールが違う。
真夏に来たら涼しくてさぞかし気持ちがいいんだろうなぁ。

秋吉台はとにかく広かった。
日本一広大なカルスト台地ってだけあって。
晴れた日に丘の上に立ったらさぞかし気持ちがいいんだろうなぁ。

帰りに寄った無料のギャラリーで鑑賞した写真も良かった。
(「写創蔵」にて松野秋雄さん展)

その隣、旅人オーナーがやってるカフェの雰囲気も良かった。
(「大陸堂」さん。次に行ったらカレーを食べたい)

その後連れて行ってもらったイタリアンレストランも良かった。
(「リストランテ・アンコーラ」さん。お腹空いてなかったのにペロリ)

そして今夜も美味しい酒と肴と笑い声・・・
昨夜のもつ鍋の残り汁で作ったちゃんぽんもこれまた絶品で、
別腹ですと言わんばかりに頂きました。

2006年7月8日土曜日

おいしー!!下関@山口



もつ鍋、美味しくて美味しくて美味しくて感動。
朝の体に染み渡るお味噌汁に感動。

本当にありがたいです。。。今日もお世話になります。。。
(下関の無職不良中年さんご夫婦宅にて)


お知らせ☆昨日から携帯復活しました。

ですがここ数ヶ月間に入れたアドレスデータが残りませんでした。
4月以降に電話番号やアドレスを交換した方、変更があった方、
お手数ですがもう一度私の携帯もしくは に
メールして頂けると幸いです。

2006年7月6日木曜日

夏休み終わり@福岡



19日間の沖縄の旅を終えて福岡に戻ってきました。

福岡の空はどんより曇り空。
歩いても歩いても汗をかかないなんて・・・
思えば沖縄にいる間、青い空を見ない日がありませんでした。

毎日いろんな人と出会ったなぁ。

沖縄の宿に集う人々は個性派ぞろい。
たまたま出会った旅人たちは、情報交換したり、遊んだり、
一緒にご飯を作って食べたり・・・

出会っては別れ、また再会し、別れる。

いろいろ勉強になりました。
人を見ると自分が見える。日々反省と感謝です。

さてさて

旅は後半戦に入ります。
沖縄にいる間もずっと、先へ進むこと、家へ帰ること、
そしてその先のことを考えていました。

明日からまた進みますよー。
明日から携帯復活させますよー。
メールしたのに返信が来ない~という方ごめんなさいでした。

写真:海がニコリ。

2006年7月5日水曜日

美ら海を@沖縄



与那国島から石垣島へ戻った翌日に、フェリーで本島へ。

途中宮古島に4時間ほど立ち寄りました。
60歳位になったら絶対に宮古上布の着物を着るぞと心に決め、
宮古そばを食べ、真っ赤な夕焼けを見て終わり。

石垣島を出てから19時間、早朝に那覇到着。
思い切って日帰りで本部へ。

きれいな海を眺めながら車で3時間。着いた先は、
前回来た時にはまだオープンしていなかった、美ら海水族館。

熱帯魚を見ていたら切なくなりました。
実際に海で泳ぎながら見た景色は、もっともっと美しかったなぁ・・・

さすがにジンベイやマンタとは一緒に泳いでこなかったので
世界一の大水槽で堪能。

でも見ていて一番楽しかったのは、外の水槽にいるマナティだったりして。

どうしてあんなにくるくる回転しながら楽しそうに泳ぐのかな?

2006年7月3日月曜日

ここはひとつの国@与那国島



五泊六日の感想。
この島は、おもしろい。

たくさんの蝶々 たくさんの蝉 たくさんの魚
朝日に照らされた草原 夕日に染められた雲
切り立った崖と青い青い海
空の色に良く似合う建物
街灯の無い長い道 満天の星空
鬣をなびかせ駆ける馬 ゆうゆうと歩く牛
身長をかるく超えるカジキマグロ
いつでもどこでも追いかけっこする子供
ビールをおごってくれるおじさん

とにかく様々な表情があるのです。


ダイナミックで、神秘的な情景の数々。
太陽の力、海の力の偉大さを目の当たりにし、
感動できたことがとても嬉しくて、この島に感謝しました。

魚が豊富な海があり、田畑があり、牧場がある。
同じ宿のお客さんが釣ってきてくれた魚を並べた食卓で、
自給自足ってやっぱりいいなぁとまた実感。

与那国で出会った皆さん、ありがとうございました。


ばっちり日焼けして今年の八重山の旅をしめくくり、
私は徐々に北上を始めます。

最も西の端。



日本で一番最後に沈む夕日・・・

只今日本一周の旅に出ています。



2006年7月1日土曜日

志木那島@与那国島



「Dr.コトー診療所」はちゃんと見たことなかったんです。
日本一周出発する前に絶対見ておこうと思ったのに・・・

だから最初は「ロケ地マップ」とか見ても全然ピンと来なくて。

そんなんでもとりあえず参加しちゃいました、エキストラ。
待って待って待って待ったあげくに私が“演じた”のは、
「火事場の野次馬」

使われるかな・・・でもいい体験できました。俳優さんも近くにいたし。

さらに宿では2年前に放映されたシリーズのDVD鑑賞会が開かれ、
Dr.コトー熱は日に日に増すばかり。

うるうるしながら最終話まで見終えた時には、この島の虜になって
しまいました。

この道をコトー先生が自転車で・・・
この場所にコトー先生が体育座りして・・・
ドラマのシーンを思い浮かべながら島をもう一周。


それにしてもロケを見ていて思ったんですが、ドラマの撮影って
本当に大変なんですねー。