2007年3月31日土曜日

サクラ食す



頂き物の桜の枝の、花を摘んだり散らしたりしたのが二週間前。
それで桜の塩漬けを、作ってみたんです。

本当は八重桜で作るようですが、まぁ一重でもいいでしょうと。
塩の量とかよくわからないんですが、まぁ適当でいいでしょうと。

漬けました。干しました。それらしきモノが出来ました。
で、桜のミルクプリンなんて作ってみたりしました。

ボロボロの桜で生地に香り付けして、綺麗な桜を上にちょこん。
見た目はバッチリ!うん、見た目はいいんだけどね。

この桜の塩漬け、花びら以外の部分がかなり苦い。

でもいっか。

一輪乗せただけで、ただのミルクプリンがこんなにも春めいて、
幸せな気分にさせてくれるんだから。

お茶に浮かべてみよう。
おにぎりに混ぜてみよう。
春だから、あれもこれも桜色にしてみよう。

2007年3月30日金曜日

春うらら



ようやくインフルエンザ明け宣言を出せそうな気配がしてきた今日、
ちょっと外に用事があったので、ついでにお散歩してみました。

ルルル 桜並木はまだ五分咲き。
ラララ 川は今朝の大雨で濁ってる。

春って ル と ラ がよく似合う。
春って ル の字が入ってる。 うららにゃ ラ の字が入ってる。

春うらら そんな馬もいたっけな。
春うらら 漢字で 麗ら 読めないな。




その年によって気になる花っていうのがあるみたいで、
昨年のこの時期はとにかく黄色い花が気になった。

で、今年はこの『ムスカリ』という小さな花が妙に気になる。
実際の色はもっと濃い青紫色で、ブドウみたいでかわいい。


ぺんぺん草をぺんぺんさせながら青空を見上げ家へと向かう。

まさか買ってきたクリームチーズがまずくて
それで作ったケーキもまずくて
母の誕生日をまずいケーキで祝うことになろうとは思いもせず。


2007年3月28日水曜日

三日三晩

大変なことになっていました。
本当に恐ろしいヤツです、インフルエンザってヤツは。

まともに話せなくなるほど熱が出たので医者に行くと、
��型インフルエンザと診断され、特効薬を処方されました。
今話題のタミフル、の言葉は出ず、シンメトレルというお薬。

39℃台の熱と全身の痛みと迫り来る強迫観念に襲われること2日間。
��日目には熱は37℃台に落ち着いたものの、止まらない咳に眠れず
長い長い3日間でした。



今は実家にいるため、たいていのものは常備されているし
「あぐぁ~」と言えばすぐに欲しいものを出してくれる人がいて、
こんなに助かることはないなぁと。
そう思うと同時に、自分がまた一人暮らしなりする時には、色々と
備えておかなきゃなと思いました。
氷や水枕は絶対。あと、リンゴ…があれば最高なんだけど常備する
のは難しいのでフルーツ缶詰でしょ。あと、そうめん・うどん類。
でも、モノがばっちり備えてあってもきっと「誰か~」とうめいて
しまうことでしょう。
病気になったときに一番欲しいのは、人の“手当て”ですよね。
とにかくインフルエンザには気をつけましょう。

2007年3月23日金曜日

PHOTO IS



祖父母の結婚式の写真を見てみたくて、
祖母に古いアルバムを出してもらった。

昭和10年代から50年代の写真たち。
そこには小学生時代の祖母や戦時中のもんぺ姿の祖母までいた。

恐そうな曾曾祖母も、
これまた恐そうなその息子(曾祖父)も、
とっても優しそうなその妻(曾祖母)もいた。


そうだよね。
祖母にも子供時代があったし、祖父の祖母だって生きていた。
そんなの当たり前のことなんだけど、それが事実だと初めて
認識できた気がする。
写真ってすごい。
私はアルバムを開いたことで、半世紀以上歳の離れた祖母の
思い出を共有することができたんだから。
ぷっ


入っちゃいけないって言ってるのに。
(背後霊のように写っているのが曾祖父)
あ、結婚式の写真が入ってなかったんだけど・・・

2007年3月21日水曜日

ちゅーんち



今日は春分の日。=お彼岸の中日。
(家族が発する「ちゅーんち」という言葉が「中日」だと分かるまで
 相当かかった)

年に何回か、祖父の弟妹たちが墓参りに行った後我が家に集まって
宴会をする日のひとつであり、祖母と母が働きっぱなしの日。

まずはお茶と草餅でスタート。
お酒と共に刺身、白和え、煮しめ、天ぷら、から揚げ等々を出し、
お酒が終わったところで手打ちうどんと炊き込みご飯、
最後にお茶と果物でフィニッシュ。

刺身以外手作りだから、提供する方はもんのすごく忙しい。


私が外から帰ってきた頃には、みんな酔っ払い。
(写真はちょうど相撲に目が行っている時。それ以外は大騒ぎ)
珍しく真っ赤な顔して饒舌になった父の隣に座って、今年還暦を迎える
父の今後のビジョンについてあれこれ話した。
普段肩身の狭い婿養子な父の本音は、こんな時じゃないと出ないので。
「退職後は土いじりをして暮らしたいんだよ。
でも今はおじいちゃんたちの仕事を取っちゃうわけにはいかないからさぁ。
殺風景な塀沿いにバラをたくさん植えたいんだよ。
でも今はおじいちゃんたちがあそこ使ってるからなぁ。
猫はかわいいんだよ。飼いたいんだけどさ。
でもおばあちゃんが猫好きじゃないみたいなんだ。」
・・・お父さん、長生きしないとね。
今日もヘトヘトの祖母と母、お疲れ様でした。

餡子さん



昨年とれた、豆やゴマたち。
この中で我が家で最も大事なものと言ったら、小豆だと思う。

草餅、酒饅頭、おはぎ・・・
行事ごとになると、祖母はこういったものを必ず作る。
たまには買ってきた餡子を使うときもあるけれど。



このお彼岸にも、もちろん小豆を炊いた。
春のお彼岸と言えばぼたもち。じゃなくて草餅
もちろん家に生えたよもぎでね。


我が家の餡子は、甘さ控えめの粒餡。
市販のテカテカ光った餡子は甘ったるくて苦手だけど、
これはパクパク食べられる。
私のソウルフードと言ってもいいかも。
ところで今の子ってあんまり餡子食べないのかな。
お母さんたち、お饅頭蒸かすよりケーキ焼きそうだもんねぇ。
豆を炊くのも、ジャム作りと同じくらい楽しいですよ。
ケーキにだって合うし!

2007年3月19日月曜日

はっさくジャム



二ヶ月前に漬けたはっさく?酒の果実を取り出しました。

お酒の方はしばらく熟成させるとして、この酒臭い果実の山を
どうにかしなければ。

ということで、お鍋にドカン。砂糖をドドド。
コトコト煮詰めてジャム作り。

家のはっさく?、苦味があるからどうなることやらと思ったけれど、
これがとってもとっても美味しいジャムになってくれました。



ジャムを薄めて、寒天も作ってみたりなんかして。
アルコールは飛んでいるから、お子様でも大丈夫なはず。

果実酒を作ろうと思っただけなのに、色々できて嬉しいな。

美味しいな。綺麗だな。幸せだな。



2007年3月18日日曜日

サクラ散らす




家の中に生けてある桜の枝が満開になり、
散ってしまう前にいくらか摘み取ろうと花に触れると
はらりはらりと花びらが散りました。

「それじゃ失礼して」と
触って簡単に散る花を全部散らせてみたのです。

はー・・・
なんだかすごい贅沢をしている気分。




花びらを失った花もまた美しい。


この子達がどうされてしまったのかについては、
��0日後くらいにお伝えしますね。



2007年3月17日土曜日

リス襲来



今日は久しぶりにお気に入りのカフェに行き、
お気に入りの席でランチを食べて、まったり。幸せ。

そしてデザートに、たい焼きくん。
寒いこんな日は、たい焼きくん。
はみ出方がダイナミックね、たい焼きくん。


お腹一杯になって向かった先は、井の頭自然文化園。

還暦を迎えたゾウのはな子を見つめたり、元気に動き回る
子ザルたちを見つめたり、リスに襲われたり。

そう、リス。ぜひリスの小径に入ってみましょう。
こんな体験ができます。



近寄る。


よじ登る。


目が合う。
その後あっという間に肩まで駆け上がり、リュックの上を駆け回る。


爪、痛かったんですけど。。。

2007年3月11日日曜日

一人より楽な時間

ある日曜日。

��時。友人宅で鍋を作りながら友人を待つ。
��時。自家製果実酒を飲みながらキムチ豆乳チーズ鍋をつつく。
��時。クッキーを口にくわえたまま寝る友人の姿に癒される。
11時。ご飯と味噌汁を食べて出かける。

ユキありがとう。




12時。ビルと神社の間でジャンベと三味線を持つ友人をパチリ。
13時。神前にアフリカンなタイコとダンスを奉納する様子を見学。
13時半。境内でのタイコのパーティーを見学。
生き生きした友人の姿に、運動会で頑張る子供を見守る気持ちになる。

クミありがとう。



14時。喫茶店で友人と話す。
16時。銀座の警察博物館に行き、未知の体験をする。
17時。文具店で千代紙を楽しむ。
17時半。ふたたび喫茶店で友人と話す。
一人の帰り道、話し足りなかったことに気づく。

ユウコありがとう。



2007年3月10日土曜日

刈りならしデビュー



今朝、畑のお茶の木の表面を夫婦二人三脚で刈りならしました。
母の茶刈り機デビュー戦です。

祖父は「上出来だ」と言ってたけれど、父はやや納得いかない様子。
刈り過ぎてもいけないし、綺麗に刈るのはなかなか難しそう。

これから新芽が出て、5月に茶摘みをします。

毎日飲むお茶も、これくらいの畑でまかなえるんだなぁ。



2007年3月9日金曜日

鎌倉オマケ



住宅街を歩いていると、様々なお花を目にすることができました。
今日たくさん見たのが、このヒイラギに似た葉っぱの植物。
ヒイラギナンテンと言うらしい。



一番目立っていたのは、モクレンの花。
背の高い木に大きな花をつけるから、とっても目立つ。
この白モクレンとか・・・


違った、白い鳩だった。
鶴岡八幡宮では色んな種類の桜も見ることが出来ました。


例えばこれはカンヒザクラ。
こんなに色の濃い桜もあるんですね。
それにしてもどれだけ覚えられるんだろう、花の名前。
そんなこんなで、
小町通りの豆屋で桜味の豆を、菓子屋で白い鳩を買って帰宅したのでした。
やっぱ鳩は美味いなぁ。


鎌倉アルプス



急なお休み。さてどこへ行こう。
久々に海もいいかもな。鎌倉・江ノ島いいかもな。
鳩サブレ食べたいな。決まりだな。
鎌倉にハイキングコースあるかな。あるみたいだな。

というわけで結局海じゃなくて山ですが、鎌倉を歩いてきました。


建長寺の長い階段を上って、天園ハイキングコースへ。
ついに私は天国を歩くのかと最初思ってしまった。天園ね。


岩が多くデコボコした私好みの道を登って行くと、こんな景色が拝めます。
天気が良かったら結構綺麗かと。
アルプスと言ってもかなり低いので、気軽にハイキングと
神社仏閣巡りを楽しめるいいコースだと思いますよ。
木の間から見える住宅地やゴルフ場が現実世界に引き戻しますけど。


そんな山には、スミレがたくさん咲いていました。

2007年3月7日水曜日

サクラソウサク



桜の開花予想が発表されました。
東京は3月23日。開花の一週間後が満開だそうです。

ニュースを見て、八丈島の開花が4月上旬と遅いってことに注目。
今年は暖かすぎて、低温にさらされることで開花の準備をする
「休眠打破」が進んでないからですって。

冬があって春が来るから桜は咲くんです。
四季があるからこそ桜は咲くんです。
いつまでも美しい桜が咲く美しい四季がある日本でありますように。

というわけで

我が家の庭には桜、そう満開です。
桜、そうです桜、そうなんです。
さくらそうなんです。
小さいけれど存在感のあるピンクの花が、あっちにもこっちにも。
そんな桜草の後に続けとばかりに、これから色んな花が咲くのです。
考えるだけでも幸せ・・・


お部屋の中では、お隣さんから頂いた江戸彼岸桜が開花。
桜にもいろんな種類があります。
今年は何種類見られるかな?
レッツお花見。

2007年3月6日火曜日

焼きホニャいも



風のない日はたまに、祖父が木をぱちぱち燃やしている。



かつて家の裏にあった大きな木。
カブトムシが、ヘビが、スズメバチがいた木。
きつつきの音を聴いたこともあったっけ。
でも朽ちてきて危ないから、切った。
そんな日のおやつは、やっぱり焼きいも。
サツマイモはとっくに食べ切って、最近はジャガイモで。


祖母会心の焼き具合。
じっくり焼いて、甘味アーップ。
皮の部分の香ばしさは、焼きいもならではでお気に入り。
あ、今度はサトイモ焼いてみよう!

2007年3月4日日曜日

青梅で脱梅



これは黄金梅って言うそうです。
今日は梅の里、青梅をお散歩しました。

吉野梅郷を見てみようと思い駅に降り立つと、もんのすごい人の数。
みんな梅の公園に向かって歩いているので私も流れに乗ったけど、
どこへ行っても梅の木。その公園に着く前にすでにお腹一杯状態に。

というわけで

梅に縛られず普通にお散歩することに。
地面に目をやれば、一面にオオイヌノフグリ。
小さな小さな白い花、ハコベも見つけた!
白くてふかふかのネコヤナギは、だんだん黄色くなってきている。


そして今日一番心を打たれたのは、ミツマタ!
まだ満開ではないけれど、この可愛らしさと香りにクラクラ。
赤いミツマタも可愛かったー・・・
赤いボケの花も、まだ蕾だったけど綺麗だったなぁ。
花っていいなぁ
春っていいなぁ
でも今日の暖かさは急激すぎて、ちょっとグッタリ。
風邪に気をつけましょうね。

2007年3月3日土曜日

ひなまつり



あかりをつけましょぼんぼりに
おはなをあげましょもものはな

写真は私の初節句。
お雛様と私がアルバムに残っているのは、この時だけかな。
興味がひし餅に集中しているところが私らしい。

そのままアルバムをめくっていくと、そこには
家族の中で眩しい笑顔を炸裂させている小さな私と兄の姿が。

その姿は「愛」そのもの。
人の成分は「愛」で出来ているんだと素直に思った。うん。

家族に感謝。

さらにアルバムをめくっていくとだんだん憎たらしさが
出てきてしまうんだけどね。仕方ないね。ごめんなさいね。


そうそう、実は6歳の時に



三人官女の経験アリ。


2007年3月2日金曜日

アソビゴコロ

ポメロを食べた後のこと。
フルーツネットで遊んでいたら、色んな発見をした。




いつもと違う角度で見てみると、身の回りには面白いことが沢山ある。

っていうことを、私は日々楽しんでいるのだな。


深い。


2007年3月1日木曜日

ポメロ



ある日、特大の柑橘類が仏壇に転がっていました。

“サワーポメロ”

聞いたことありません。


すると先日の朝刊に、ちょうどサワーポメロの記事が。


サワーポメロ=文旦(ブンタン又はボンタン)
でした。
ものすごく皮が厚い、果汁の少ないグレープフルーツといった感じの文旦。
名前が田舎くさくていかんということで、昭和60年にサワーポメロと命名。
以来売り上げが上がったそうな。
はー知らなんだ。(ブンタンとボンタンは違う物だと思ってたし)
でも文旦の果肉の食感は最高だってことは知ってます。
有難くイタダキマス。
今が旬のようですよー