2009年3月30日月曜日

ファイア@南伊豆


もーえろよもえろーよー
炎よもーえーろー


冷えた身体も焚き火で回復

星空見上げて寝袋入りゃ

あっという間に眠くなる

ありがとう

おやすみなさい



2009年3月28日土曜日

かまぼこ


道路から海が見えたとき、嬉しかったなあ。

普段海が見えない場所に住んでいる人しかわからない
感動なのでしょうね。


神奈川県小田原市。そういえば小田原城ってよく聞くぞ
と思い、降り立ってみました。


小田原城址公園ではちょうど骨董市とお祭りが開かれていて、
楽しげな空気でいっぱいでした。
その名も『かまぼこ桜まつり』。
そんな祭り聞いたことない。素敵。

蒲鉾組合さん、創意工夫してがんばってます。
どれだけかまぼこな町なのかが伝わってきました。
ちゃんとキャラクターだっていますから。ねぇ、ちっくる。



人気者だねぇ、カマピー。  ・・・カマ、ねぇ。

もひとつ大事な桜の方は、まだ二部咲き。
来週あたりが見ごろでしょう。


久々に味わう、海が近い城下町の雰囲気。
知らない町の夕暮れ時は全てが美しく見えて、
また素晴らしい日々が始まるような気がしてきました。

2009年3月26日木曜日

活きた字


庭園散歩の後は友人に連れられ印刷博物館へ。

普段あまり本を読まない私です。
文字の印刷という分野に興味を持ったこともありません。

ですが初めて活字と対面し、活版印刷の歴史を学び、
版画が好きな私は瞬く間に印刷の世界に引き込まれて
いきました。



小さな活字を一つひとつ拾って、組んで、刷る。
薄い文庫本の小説でそれを想像しただけでも
気が遠くなる作業ですが、昔はそうだったんですよね。
デジタル化された今では、名刺など限られた印刷物
でしか活版印刷は使われていないようです。
「活字が消える」という言葉の意味を知りました。


博物館内にある工房『印刷の家』は
普段は外から見ることしか出来ませんが、火曜と
水曜には見学コースが開催されています。
活版印刷の実際について職員の方に丁寧に説明して
いただき、印刷体験もさせてもらい大満足。
木~日曜に行われるワークショップにも、ぜひとも
参加してみたいです。


人の手で作られる物は、味があります。愛着がわきます。
型が決まっていて無機質に見える文字にだって、
その違いがあったんですね。
今日もいいこと、教わりました。

2009年3月25日水曜日

東京庭園散歩


友人と花見散歩をしましょうということになり、
かねてから行ってみたかった駒込の『六義園
へ行ってまいりました。

私たちを迎えてくれたのは、ちょうど見頃の
大きな大きなシダレザクラ。(別画像

そんな木があることも知らなかったので本当に感激で、
寒さも忘れてしばらく見入っていました。


驚いたのは庭園の広さ。
都会の中にありながら、大木がたくさん立ち並び
山があって森があります。ほんと。

峠の頂上から見下ろす庭。
というか峠も庭の一部。
これだけの規模の、隅々まで計算された庭園を造りだす
日本の職人さんを心から尊敬します。素晴らしい。


さらに六義園から歩いて15分程にある『旧古河庭園』へ。

こちらは西洋の庭と日本の庭がつながっている、
ちょっと不思議な空間。
洋館の中は時間が合わず見学できませんでしたが、
晴れていたらのんびりできそうな場所でした。

都内にはこうした庭園や広い公園が意外と多いですよね。
一週間に一時間だけでも灰色の世界から抜け出して、
緑の中で季節の美しさを感じてみて下さい。

2009年3月24日火曜日

こどもパワー


航空公園のホームページを見たらなんだか
行きたくなったので行ってきました。

この公園と隣の素敵な市民ホールは、
高校時代の言わばホームグラウンド的な存在。
その節は大変お世話になりました。
大変ご迷惑をおかけしました。
ほんとすいませんでした。


春休みの公園は、ちょっと早いお花見を楽しむ
家族連れで賑わっておりました。

なんだか楽しそうな「航空公園発見ツアー」は
毎月第4土曜日に開催されているそうです。
お暇な方は是非。

しかし寒いです。北風が真冬のように冷たいです。


それでも元気に走り回って転げ回って跳んで滑って
笑っているこどもたちを見ていたら、
なんだか心がちょっと元気になってきました。

彼らの溢れるエネルギーと屈託の無い笑顔は、
社会を明るくしてくれる。

久しぶりに大勢のこどもたちの姿を見て、実感しました。


2009年3月23日月曜日

団地のさくら


ウチの近所で一番早く咲く桜をチェックしに行ったら、
咲いていました咲いていました咲いていましたよー。

家から駅への道の途中、団地の敷地に並んだ桜は
私にとっての標準木。今年はいい色してますね。

咲いてしまったら、あとは満開になるまで
できるだけ時間をかけて欲しいと願うばかり。

今週は寒くなるらしいので、花の寿命を伸ばしてくれるかも・・・



伝わるもの


今日は強風の中、知らない道を歩いてみました。
髪を乱し涙を流しながら歩いてみました。

河原に目をやると、芝生の広場がありました。
白い犬とおじさんが遊んでいました。

その広場の横に、小さな公園のようなものが見えました。
私のいる場所からその公園へ降りる階段も。


その公園には幼児用ブランコと長いテーブルとベンチと
小さな小さな小川と、そこにかかる幾つもの橋と、
様々な花を植えた花壇がありました。

ブランコはどこかの家庭で使われていたものでしょう。
それ以外は、全て手作りでした。
廃材で作られたテーブルもベンチも花壇の枠も
空色のペンキで塗られていました。


誰が作ったのかは知りません。
その人が楽しんで作ったということは知っています。
いや、知らないのだけれど。
ものすごく伝わって来たのできっとそうだと思います。

そしてそんな公園を訪れた私も楽しくなりました。

人を楽しませること。
自分が楽しむこと。

2009年3月21日土曜日

途中経過


今日の奥武蔵はハイキングをしている方がたくさん
いらっしゃいました。
家族連れの姿もあって、なんだか嬉しかったです。

集落には菜の花に梅に桜、地面にもびっしりと
小さな花が咲き、桃源郷のようでした。

今朝はウグイスが鳴きましたし。
東京の桜も開花宣言しましたし。

いよいよ春本番。

あとは前カゴのみ。

2009年3月20日金曜日

宴の前


強風吹くなか墓参り。

その間に我が家の女衆、宴の準備を整えます。

宴といったらいつもの献立。

これがちゅーんち。今日はちゅーんち。


今日のお酒は濁ってます。

頂き物です恐縮です。それでは私も少しだけ。

明るいうちから始まる宴。

ご先祖さまも嬉しかろう。

2009年3月19日木曜日

グツグツゼイタク


今日は暑かったですねー。
ずっと庭にいたんですが、首がじりじりしてました。

さて、お彼岸ということで、昨日から親戚がぱらぱらと
訪れています。

手作りのぼたもちを頂いたので先ほどおやつにガブッ。
食べた瞬間「あま~い!!!!!!」
と叫んでしまうほどの甘さで、頭がクラっとしました。

砂糖が貴重品で滅多に甘いものを食べられなかった時代の
餡こは、そのくらいの甘さだったのでしょう。

今は売り物もだいたいが「甘さ控えめ」ですよね。
というかそれが今は「普通の甘さ」なんですよね。
まあなんていうかウチの祖母が作る粒餡が一番なんですよね。

それでもかなりの量の砂糖を要するので、作ったことの無い
人は見てびっくりすると思います。ほんと、贅沢品ですよ。


2009年3月18日水曜日

東京の奥の方


別にダム好きなわけではありませんが、またダム。
こちら奥多摩町の小河内ダムでございます。
いい眺め。ぽかぽかだし。

今日は東京と山梨の県境、奥多摩湖へ行ってきました。

水道用貯水池としては日本最大級なんですって。
このベンチの後ろにある『水と緑のふれあい館』で
いろいろ学べるみたいですよ。(水曜定休)


湖の周囲にはたっぷり歩けるウォーキングコースも。
初夏に来たらさぞかし気持ちがいいでしょうね。

練習に来ていた私は奥多摩湖周遊道路をブーン。
月夜見第一駐車場では素敵な眺望に出逢えました。
あ、犬入れたら写ってない。

この道、最高地点は標高1146m。高いですねー。


そして檜原村へ。知ってますか、檜原村。都内の、村。

立派な茅葺き屋根の家が何軒かあって驚きました。
このような屋根を“兜造り”というそうです。
ちなみにこちらは秘湯・蛇の湯温泉(本日休業)

「人里」と書いて「へんぼり」と読む地名があったり、
日の出町という町に「つるつる温泉」があったり、
近くても知らない場所がまだまだたくさんありますね。

本日のつぼみ


ふくふくふくらむ桜のつぼみ。
楽しみですね。

今年はこっちで花見です。




2009年3月17日火曜日

黄緑の絵の具


12色しかない絵の具を使って写生するとき、
はじめは12の色だけで表現しようとする。

色を混ぜて色を作り出すことを覚えると、
原色そのままで描くことをあまりしなくなる。
なぜなら不自然だから。

でもこの季節に新芽を目にするといつも思う。
絵の具の黄緑色、そのまま使ったみたいだな と。






2009年3月16日月曜日

よもぎ爺婆


仕事にも行かず嫁にも行かず、
出かけたと思えばホームセンターか山。
爪にはマニキュアではなくペンキをつけて、
食卓の黒豆を誰よりもたくさん食べる。

そんな私に最近何も言わなくなった祖母が
庭で何かを採っていました。


小さいけれどヨモギさーん。

ちまちまと生えていた草はヨモギの新芽でした。

コレを摘んでいるということは、
またアレが食べられるのですね。


今日はめずらしく祖父がおそうじ係。
ちなみに祖母は台所でふき味噌をこしらえております。

これでお彼岸の草餅づくり、第一段階が終了。


それにしても二人とも、いい手してるなー。

2009年3月15日日曜日

高原に牧場あり


秩父にもありました。
高原牧場がありました。

好きなんです、山の上の開けた牧草地って。
高いところに突然何!?みたいな感じで。
別世界みたいで。

で、パラグライダーが飛んでるんですよね。
秩父も例外じゃありませんでした。


登って登って秩父高原牧場(彩の国ふれあい牧場)と
秩父登谷高原牧場の二つの観光牧場を発見。

ソフトクリームの味は食べていないのでわかりませんが
(絶品らしいです)、景色の素晴らしさに感動しました。
長閑な牧草地、足下に広がる関東平野、凛々しい浅間山・・・

やっぱり高原っていいわぁ。

2009年3月14日土曜日

フキの根性


雨の日は家の中での作業がはかどるわーと
ミシンでハコのカバーをダダダダダ。

縫い終わったところで雨はあがり日が差して、
私を誘ってくるお庭にふらりと出ました。

フキノトウたちがいなくなった裏庭のフキ地帯。
新しい葉っぱちゃんが姿を現しています。

(写真左上に注目)あれ?


こんなところにフキノトウが一個忘れられてる。
なんか生えてるみたーい。おもしろーい。

・・・あれれ?

取れない。生えてる。これ、木から生えてる!!

ええと、種が飛んだ?
それは考えがたいなぁうーんうーんよいしょ。


まさかと思い朽ちた木を持ち上げてみると、
ありましたありました、図太い地下茎が。

空洞化した幹の中を地上目指して伸びたあげく、
高いところから顔を出すことになったのですね。

すごいなあ、さすがだなあその根性。


2009年3月12日木曜日

山の間


今日は旧・名栗村へ、往復3時間の小でかけ。

名栗という場所は、立派な“やまあい”であります。
学生時代にキャンプと言えば名栗でした。
私がよく行くハイキングスポットもこの地区です。

棒ノ嶺ハイク以来の名栗湖(有間ダム)にて一休み。
「          。。。」
すごい。
湖が音を呑み込んでしまったかのような静けさに感動。


名栗湖へは青梅市内を通って行ったのですが、
その道のりもとても素敵なやまあいっぷりでした。

道の脇には清流があって、民家があって、梅の木があって。

帰宅後、日照時間が短く昼間も暗い場所が多い山間での
生活とはどんなものだろうと想像。ちょっと怖い。
あ、でも誰かがいれば暮らせるかもしれない。

同じ地区に住む人間たちのつながりが
やはり田舎での暮らしには必要不可欠なんだ。

2009年3月10日火曜日

森林公園デビュー


今日も埼玉の町攻め。今回は滑川町です。

地図を見ていたら『国営武蔵丘陵森林公園』という
なんかすごそうな名前が目に入りまして。

東武東上線の『森林公園駅』ってこれのことかー、と。
インパクトある駅名だとは思ってたんだよなー、と。

そんなわけで行ってみたら、菜の花が満開でした。
朝から菜の花づいてます。(これはアブラナね)


それにしても驚きました。
この公園、広いんです。すごくすごく広いんです。

早い時間に来れば良かったなと思いながら、
ちょうど私が入場した入口付近にあった梅林を散歩。

120種600本の梅と1万株の福寿草が咲き乱れ、
私のカメラは電池切れ。
不自然な携帯画像で失礼します。


ここでオレンジ色の福寿草を初めて見ました。
「秩父紅」という品種だそうです。美しい。


今日は時間がなく、歩けたのは敷地の15分の1程度。
一回一回400円払うよりも、年間パスポートを買って
春夏秋冬通うべき場所ですね。


菜の花が咲く


長く眠っていたデニムジャケットを着て
同じく出番を待っていた明るい色のバッグを下げて

ルンルン気分で向かった先は、近所の郵便局と
コンビニと、ついでにウチの畑。

ブロッコリーとほうれん草とネギくらいしか収穫がない
今の時期。寂しいかと思いきや、あちこちで野菜たちが
花を咲かせていました。
これは白菜さんね。


こっちはカブさんね。
もちろん根元で判断。



そして今夜食卓に上がったのはこちらの菜の花。
誰だかわかるかな。わかんないよね。
水菜さんです。
みんなまとめて菜の花だ。
茹でて美味しく頂きます。

2009年3月9日月曜日

台所は実験室


昨日の柿ジャムを使ってケーキを焼いてみました。
膨らみはあっぱれ。味はいまひとつ。

いえ、美味しいんです。でもまるでバナナケーキ。
せっかくの干し柿みたいなジャムが、なぜかバナナ。

混ぜ込まずにジャムそのものを味わえるケーキにした
方がいいような気はしていたんですけれど。

ではなぜそうしなかったか。
どうなるかわからない方をやってみたかったから。

思えば私のお菓子作りは常にそんな感じ。
だから面白いのです。


2009年3月8日日曜日

柿酒と柿ジャム


最近お酒を飲んだ翌日の動きが鈍いこと鈍いこと。
でも昨日のお酒は美味しかったなー。
9年前の約束が果たせたんだもんなー。

でコチラ、すっかり忘れていた柿酒です。
ちょうど3ヶ月経って思い出しました。

・・・白く濁って気持ち悪いですね。
でも大丈夫、たぶんタンニンがどうにかなったんでしょう。


茶こしで濾して瓶詰め。あらま綺麗な色ですこと。
お味の方も、トロリと甘くてなかなかイケます。

これは熟成させたら女子好みの美味しいお酒になりそうです。
甘いからカクテルのベースにもいいかも。ふふ。

残った果実はもちろんジャムに。
見た目はインドカレーですが味は干し柿でした。
これは美味しいケーキが焼けそうです。ふふふ。


2009年3月7日土曜日

梅の越生町


2月に越生町を通過した際に、
「こりゃ咲いたらすごいぞ」と思っていたんです。

実際すごかった。越生梅林すごかった。
ちょうど晴れて、ちょうど土曜日で、ちょうど満開で。

梅林園の外もひたすら梅で、むしろそのことに感動。
(園内に入らずして満足)

それはそれは幸せな世界だったのです。


今日はたくさん得るものがありました。
顔振峠の蕎麦が美味しいという発見以外にもありました。

それもこれも、いろんな人が付いていてくれるから。
お天気だって味方してくれるから。

今夜も感謝しきれません。


2009年3月6日金曜日

ボルシチ


雨が冷たかったので、ロシア料理であたたまる。


声をかければすぐに応えてくれる友人たちと。


あたたまる。



2009年3月5日木曜日

啓蟄


もぞもぞと布団から這いだして
シーツを洗って布団を干して
窓を全開にして部屋の掃除をして

風に揺れるカーテンを眺めて
嬉しかったことを思い出して笑顔になって
悲しいことを想像して泣いて

祖母の買い物の荷物持ちをして
友人たちと連絡を取り合っていたら
昨日寝すぎて忘れかけていた自分が戻ってきました。

ふきのとうを食べて体の方も目覚めさせますか。


さあ、ムショクになったぞ、忙しいぞー。