2009年10月31日土曜日

十月末



最近はハロウィンの飾りつけをする家も増えて…
ちょっと、本気で怖いんですが動物病院さん。



さて来月は、またまた那須高原からコヨミヨムです。
今回は三~四週間の滞在となります。
お暇な方はどうぞ
遊びにいらして下さいまし。

ではその前にちょっとだけ東北行ってきます。
現在新宿。明日の朝には、どこにいるかな?


2009年10月30日金曜日

ちょうどいい速度



昨日は三時間ほど歩きました。

足元に星が光ってました。








今日は二時間半。

頭の上が星だらけでした。





2009年10月29日木曜日

このへんで@埼玉



一区切り。

10月20日の日記をもちまして、
約半年間に渡るリトルカブでの日本放浪旅は
おしまいということにします。

あのですね、ペンが出なくなっちゃったんですよ。
またか。って思うかもしれませんが。
まだインクは残っているはずなのに、出ないんです。
「もうやめておいたら」って言わんばかりに。

事故に遭うこともなく
故障もパンクもすることなく
病気になることもなく
大きな怪我をすることもなく

素晴らしい風景と出逢い
たくさんの人々と出逢い
多くの人の親切にあずかり
お金では買えない財産を手に入れた今回の旅。

ゆっくり振り返ってはこのブログでつぶやいて、
記録はしっかりまとめてホームページにアップします。

どうかこれからもひき続き、
日々を楽しむ『コヨミヨム』にお付き合い下さいませ。


※地元の皆様、まだしばらくはつかまりにくい状態です。


2009年10月27日火曜日

野菜泥棒@栃木



那須から実家に帰る途中、宇都宮の外れにある
Gさんの畑を訪問。
カボチャや長芋、白ナスなど無農薬のお野菜を
おすそわけしていただきました。

別に泥棒したわけではありませんが、畑に行って
働かずに野菜を持ち帰るという事にやや違和感・・・

それにしても古い納屋の佇まいっていいですよね。
そうそう、あの管で簡単に長芋栽培が出来るんですよ。
私もやろうっと。

その後はやけに立派な栃木県庁に連れて行ってもらい、
食堂にて安くて美味しい昼食を。

なるほど、県庁で安くご飯を食べるという選択肢は
旅先で使えますね。
地の物があるし、売店にはお土産もあるし、
最上階からの眺めはいいし、、(県にもよりますが)

さて、家に帰ったらお野菜をどう料理して食べようかな。
ふふふ。
こうして考えている時って、本当に楽しい。


2009年10月26日月曜日

ずんだんご@山形

朝から雨。昨日が芋煮会で本当に良かったですね
なんて言いながら宿を後にし、まず向かったのは
昨日売り切れだったお団子屋さん。

何かを食べて顔中の筋肉が緩んだのは、
とても久しぶりのことです。

最上川千本だんご ずんだん 一本100円

ほっぺたが落ちてしまいました。
次回はくるみも食べたいので、二本いきたいです。

なぜ今回は一本でやめておいたのか。
それは次に訪れる場所がお蕎麦屋さんだから。

11時の開店と同時に、東根の『伊勢そば』にて
「顎が疲れる」という噂のお蕎麦と、
「箸が折れる」という噂のかき揚げをいただきました。

・・・これはひとつの蕎麦のジャンルですね。
私としてはアリです。大いにアリです。

河北町名物の冷たい肉そばも美味しいらしいのですが
もう入らないのでまた次回。
あと、東根名物お麩料理もまた次回。
冬の酒蔵見学やさくらんぼのシーズンも気になるなぁ。

今回は何度も通っている方々と一緒にまわることで
効率よく山形県の魅力が知れるなと思ったのですが、
やっぱり二泊三日どころじゃ済まないですね。


きっかけを下さったTさんとGさん、ありがとうございました。


2009年10月25日日曜日

秋の河川敷@山形



なんて芋煮会日和なの。

里芋は昨晩みんなで協力して皮を剥きました。
大鍋はジャスコで無料貸出している芋煮用のです。
山形の秋の風物詩「芋煮会」、さあ始めましょう。

かまどをつくって薪焚いて
牛肉炒めて鍋からあげて
鍋に水入れ芋を煮て
ごぼうとコンニャク共に煮て
豆腐とネギ入れ肉戻し
砂糖と醤油で味つける

ゴロゴロ入った大きな里芋はほっくほく。
お腹が苦しくなるけれど、〆もちゃんとあるんです。

残った汁に、うどんとカレーのルーを投入。

なんと、芋煮の〆の定番はカレーうどんなのでした。
こりゃ美味しいに決まってます。

あー食べた食べた。
あー太陽があったかくて気持ちいい。
あー幸せ。


解散後、連泊組は東根温泉『沖の湯』へ。
一見普通の民家な建物に風情ある湯船。
いいお湯とおばちゃんのマシンガントークを楽しんで、
大石田のお団子屋さんへレッツゴー。

がしかし、団子売り切れ。
なのでジンギスカンが美味しいという羊屋さんでお茶を。
私はスチューベンジュース。美味。

酒屋さんに寄って宿に帰り、栗ご飯をはじめとした
季節感ある美味しい夕食に舌鼓。
もうだめだーとベッドに横になり、しばらくすると
下から呼ぶ声が聞こえたので飲み会に参加。

山形のお酒をちゃっかりいただいて、
深い眠りに就きました。

2009年10月24日土曜日

番外編@山形



日光から埼玉の実家に帰りました。

キャンプ道具をカブから全て降ろしました。

カブで那須高原のお宿に行きました。

お宿にカブを置いて、お客さんの車に乗せてもらい
山形県に行きました。

上山市の楢下宿にある丹野こんにゃく番所
驚きのこんにゃく料理を堪能しました。(ほぼ試食)

山形県観光物産会館を一周したらお腹いっぱいに
なったので、二晩お世話になる東根市の宿に行きました。

宿泊者の方々と新庄市に向かい、まずは温泉に行きました。

市内の寂しい商店街をウロウロした後、
農家レストラン『メーテール』さんにてディナーコースを
いただきました。

下にお魚がたっぷり隠れたサラダが美味しかったです。
パンも美味しかったです。
ワインは、3杯だったかな。

2009年10月20日火曜日

満足感@栃木



昨晩夜中にトイレに行くため外に出て、
そういえばホニャララ流星群じゃない?(曖昧)
と思い出して空を見上げました。
満天の星空。しかし私の気配に警戒した小動物が
薮の中からしきりに「キーキー」と鳴くので
すぐにテントに退散。何?誰?

朝、結露でびっしょりになったフライシートの内側を、
近くにあった巨大で平らな石の上に広げて拭き拭き。
畳もうと表を返すと、うわっ汚い。
どうやら石の表面の酸化した赤い成分が付着して
しまったようです。拭いても落ちません。

この時思いました。
これで今季のキャンプは終わりにしようと。

持っていた加熱が必要な食料を全てたいらげ、
晴れ晴れとした気分で出発。さあ奥日光に行きますよ。

今日も紅葉が素敵ねーなんて思いながら山を上ります。
峠はまだ?と思いながら上ります。
葉っぱが全部落ちてるんですけどと思いながら上ります。

手足の感覚が無くなりました。

想像以上に辛かった朝の金精峠越え。
眼下に湯ノ湖が見え、徐々に体が解凍されていくのを
感じながら、心のどこかに達成感。

小学校の修学旅行の記憶を引き出しつつ、晩秋の
戦場ヶ原とその周辺を3時間半歩き倒しました。
こんなに素敵な場所だったんですね。
湯川沿いの道はぜひ夏にも歩いてみたいです。

湯波がぎっしり確かな満足の『ゆばカツ』を
駐車場に戻ってガブリ。美味い。
昼になりだんだん道が混んできたので、
他の滝などはスルーしていろは坂を下ります。

この時期新聞やテレビでよく見るあの道路。
バスの運転手さんに拍手を送ったあの道路。
自分で走るとは思わなかったな。

足尾の方を通って帰ろう。
そういえば赤城山に行こうと思ってたんだよね、
でもまた今度にして帰ろう。
筑波山に行く案もあったけど、とりあえず帰ろう。

2009年10月19日月曜日

高いところが好き@群馬



ナントカと煙は―って言いますね。猫ですかね。

朝起きて外を見ると、紅葉真っ盛りの山と青空の
鮮やかな色が目に飛び込んできました。なんて贅沢。
今朝も温泉街にて外湯に入り、ホカホカの温泉饅頭を
食べ比べしたらならば、いざ草津白根山へー。

志賀草津道路の長野県側を走ったのは、7月のこと
それはそれは絶景でございました。
そして今回は草津側を走ったわけなんですが、これが、
もう、楽しかったんですとにかく。

もちろん50ccの相棒にとっては長い道のりでした。
でもカーブを曲がるごとに変わる景色、高い場所だから
こそ出逢える景色の連続には感動。上って良かった。

白根山の頂上付近にある火山湖、湯釜も美しく。
この時はずいぶん真っ白く見えましたね。
蔵王のお釜を思い出します。



紅葉ツーリングも新緑に負けないくらい
いいもんだなぁと思いながら、草津を離れ六合村へ。
道の駅にある『花豆ソフト』はおススメです。

引き続き進むのは、日本ロマンチック街道。
中之条を経て沼田に行って、そろそろ本日の宿の手配を
と思いライダーハウスに電話をしてみると・・・

「もうやってないんですよー」

おっと。なら仕方ないので他を考えましょう。
翌日の目的地までの距離、標高、気温、時間、金額が
頭の中でぐるぐる~
で、結論が出ないままさらに進んで『吹割の滝』を観光。
東洋のナイアガラ、なかなか勢いのある滝でした。

さてさて16時前ですが、かなり日が傾いてまいりました。
沼田の市街地に戻って健康ランドにでも泊まるかなと
そちらの方を向くと―あら渋滞。
ならもういいです。明日の目的地から遠ざかるのも
なんだし、ここで泊まっちゃいましょう。

というわけで吹割の滝近くのオートキャンプ場へ。
高いけれど、もともと宿に泊まろうと思っていたし、
温泉は近いし、自炊できるし、よかったよかった。

それにしても18時で真っ暗って、早いなぁ。


2009年10月18日日曜日

ハァドッコイショ@長野・群馬



一日限りのボラバイトを終え、せっかくなので
もうちょっとだけ軽井沢観光を。
旧軽井沢銀座商店街の恐ろしい人混みを抜けて、
旧碓氷峠見晴台へ行ってきました。

青空、紅葉、気持ちいい!
浅間山や妙義山も綺麗に見えて、絶好の日和です。
そしてここには峠の名物・力餅が食べられる茶屋が
何軒もずらり。じゃ「元祖」と書いてあるお店で・・・

長野県と群馬県の県境に位置するお店で、力餅の
「味噌くるみ」を注文。む、凝ってて美味しい。
昔の人はここで力をつけて峠を歩いて越えたんですよね。
歩かずに食べてすいません。

見晴台までは遊歩道があるので、時間があれば
歩いて登るのもいいと思います。

旧軽井沢のなかでも静かな場所を選んで紅葉を楽しみ、
満足できたら本日の宿泊地へ移動開始。
日本ロマンチック街道なんて名前のついた道路を北へ進み、
群馬県の北軽井沢を抜けて草津へと向かいました。

今夜のお宿はライダーハウス。明るいおかみさんに
草津温泉の地図をもらい、ささっと行って外湯に入浴。
はぁ~気持ちいい~
無料で入らせてもらえるなんて本当に有り難いです。

実は草津温泉は今回が初めて。
超有名な温泉街、人の多さに「さすが」と思いました。
ここが閑散としている光景は見たくないですね。

宿に帰って、隣のうどん屋さんにて鍋焼きうどん定食を。
花豆の煮たのがやわらかくて美味しかったなぁ。
ちなみにこちらのうどん屋さんには「花豆うどん」なる
メニューもありました。甘いんだそうで、気になります。

お腹いっぱいでお部屋に戻り、コタツに入って
テレビを点けて、広い建物に一人きりの静かな夜。
長く旅をしていると、こういった環境が寂しくなくて
むしろ快適だったりします。
マットレスも枕もあるし、極楽ごくらく。
明日の朝も温泉入ーろ。


ピタリと@群馬・長野



これから行きたいところは高地だから、
キャンプは寒くて寝られないだろうな。
ライダーハウスに泊まるかな。
土日にかぶってるから観光地は混むよね。
泊まってまで人混みに行くのもなぁ。
え、明日雨かもしれないんですか。
じゃ家に帰っちゃおうか。うーん。

なんてテントの中で考えながら、
たまにチェックしているボラバイト情報を見てみると・・・

明日の夕方から一日だけのお仕事がある。
なんとここから60km!場所もちょうどいい!

すぐさま応募して電話すると、直前とあって即採用。
翌日、時間があるので赤城神社に行ったり温泉に
入ったりしてから仕事場のある町を訪れました。

高級別荘地、軽井沢。

今まで興味が無かったので、観光は初めてです。
まずは南軽井沢。なんて紅葉が素敵なんでしょう。
ベルギーを思い出します。今ワッフル売ってたら買います。
テニスをしている方々も自転車に乗っている方々も、
テント積んだカブに乗ってる私とは別世界のようですが。

せっかくなので軽井沢プリンスショッピングプラザにも
行ってみましたよ。お腹も空いたし。
てちょっとちょっと、ここ、広すぎでしょう。
じゃあとりあえず目の前にあったジャム屋さんへ。
てちょっとちょっと、試食ありすぎでしょう。
全種類食べたらクラッカーでお腹いっぱいになれました。

そうこうしているうちに外は雨が・・・
これは早めに仕事場に行ってしまいましょう。
なんせ気温10℃です。ううぅ。

雨が強くなる中、中軽井沢のオシャレなイタリアン
オーベルジュ(宿泊できるレストラン)に無事到着~。
ここで一日、料理も宿業も全てこなす若い女性シェフの
お手伝いです。得意分野だまかせとけー。

朝食のセッティング、ディナーの料理運び、
夜はふかふかのベッドでぐっすり9時間も寝て、
朝食の準備と片付け、部屋の掃除、ベッドメイク。
あー働いた!という満足感と一日分のお給料を得て、
わかりやすく教えて下さったシェフに心から感謝し
お昼過ぎに出発しました。

今回の収入は、二日分の宿泊費と
数日前に紛失したお気に入りのマルチナイフの
再購入代で綺麗に消えます。

ちょうどいいんだ、なにもかも。


2009年10月16日金曜日

県の境@山梨・長野・群馬



朝、まだ少し残っていたほうとうに昨晩の残りの
おでんを汁ごと足して辛味噌を加え、
得体の知れないものを作って食べました。美味。

また春が来たら必ず山小屋に来るぞと心に決めて、
二晩お世話になった友人とお別れ。
今度は彼女のお手伝いをしに来たいなぁ。

この数日間で何度通ったかわからない国道141号を
長野方面にブーン。
ぐんぐん近づく八ヶ岳。寒い寒いと思っていたら、
いつの間にか看板に「信州そば」の文字が。
JRの最高地点がある長野県野辺山は、高原らしい
紅葉の景色。それからはひたすら下って下って、
松原湖で一休みしたらさらに北へ。

佐久市で方向転換し、お次は東に向かって山のぼり。
トンネルを越えるとそこはセーブオンの国、群馬県。
山梨じゃひたすらデイリーヤマザキでしたし、
そういう違いが見えるのも面白いですね。

ネギとこんにゃくが有名な下仁田は、民家と民家の
間にネギ畑とこんにゃく畑がお決まりのようにありました。
直売所でこんにゃく芋を見かけることもあまりないので
買おうか惹かれましたが、大きすぎるので断念。

まだまだまっすぐ東へ向かい、河川敷の公園にある
無料キャンプ場へー。あれまずいぶん街中ですこと。

もう平日のキャンプ場は一人ぼっちが当たり前ですが、
山間にあるひっそりとしたキャンプ場は怖くない私。
でも街から近いところは苦手なんです。
夜中に人が来たりするから。

この辺りじゃ貴重な無料キャンプ場なのに、残念。
関東のキャンプ場はオートキャンプ場ばかりで
どこも高いのが難点ですね。
さて明日からどうしよう・・・


2009年10月15日木曜日

うまいもんだよ@山梨



ここ最近連絡を取っていなかった友人と三年ぶりの
再会をし、彼女が陶芸のために借りている山小屋に
おじゃましました。

ああ嬉しい。ずーっと来たかったんです。
てか先日泊まったキャンプ場のすぐそばじゃないですか。
家の前通ってたんだ・・・。

到着した夜、山小屋で彼女が作ってくれたのは
山梨名物のほうとう。かぼちゃが溶けて私好み!美味!
鍋にはまだまだ大量にありますが、翌日どろどろになった
ほうとうも大好きなんですよねー。

というわけで翌日の朝食兼昼食に二日目のほうとうを。
やっぱり美味しいなぁ。離乳食みたいだけど。

陶芸窯のレンガを組む友人と、外でのほほんとする私。
すると彼女が私に仕事を与えてくれました。
それはベンチの塗料を剥がす作業。柿渋を塗りたいそうで。

カリカリ、カリカリ、綺麗な木目が現れるのが楽しい。
お金をかけずに手間をかけて、既にある物を
自分のお気に入りに変えてしまうって素敵なことだわ。

それにしても、陶芸作家さんて窯を自ら設計して
築きあげるところから始めるんですね。
板を切って型を作るのも山から土を運ぶのも自分で
やっている彼女。あっぱれ。

作業の合間にお庭でみょうがを採ったり、
お茶を飲んでまったりしていたらあっと言う間に宴の時間。
今夜は友人の幼馴染みさんも遊びに来て、新たな出逢いに
感謝しながら三人で更に水分のなくなったほうとうを。

いや、これはほうとうなのか?
見た目カレーですけど。
衣つけたらコロッケになりそうですけど。
でもやっぱり、うまいもんだよかぼちゃのほうとう!


2009年10月14日水曜日

おだやかな日@山梨



昨晩お宿に泊まっていたのは私ひとり。
平日はどこへ行ってもそんなもんですが、
宿主さんとたっぷりお話しできるので
それも嬉しかったりします。

美しく再生された古民家は居心地が良く、
置いてある本も私の興味関心事と一致。
また好きなお宿がひとつ増えました。

体が喜ぶ朝食をいただいて、デザートには
旬のぶどうを。おいし。
昔はデラウェアばかりだったけれど、最近は
粒が大きい品種が主流ですよね。
名前もいろいろで覚えられませんが、
相変わらず私が好きなのは「甲斐路」です。

宿の前で気合を入れてジャンプして出発。
まずはご主人おすすめの『海岸寺』へ。

「観光目的での開放はしていません。人が
生きていくための道を静かに考えるところです」

という言葉からも好感が持てる、山にあるのに
海岸寺さん。静かな境内でずらりと並んだ石仏群の
表情を見ていると、自分の顔もほころびます。

穏やかな心で須玉町から長坂町へ北杜市内を移動。
それにしても清里エリアのすぐ近くなのに、
一本道が違うと驚くほど“日本の田舎”の風景が
広がっているものなんですね。

前回滞在した時には
訪れていなかった『三分一湧水』にてお蕎麦を食べ、
直売所めぐりをしながら街に下って、竜王で温泉。

それから薄暗いなか南アルプス市に移動し、
今夜会う約束をしている友人の仕事が終わるのを
明るい街をぶらぶらしながら待ちました。

このへんのスーパー、安い。

2009年10月13日火曜日

贅沢な景色@山梨



朝、テントから出て澄み渡る青空を確認。
冬の空になってきましたね。
冷たくなった手でお湯を沸かして、
原田知世的カフェオレを。はぁ~幸せ。
寒い方がキャンプって楽しいかも。

さて本日はまず甲府の武田神社に行きまして、
それから電車で言うところの中央線を
松本方面へブーンとまっすぐ進んだのでした。

右手に八ヶ岳
左手に南アルプス
そしてバックミラーに富士山

こんなに贅沢な景色の中を走れるなんて夢みたい~
と感動していると、名水のまち白州に到着。
サントリーやシャトレーゼの工場見学も大いに
気になりますが、今日は天気がいいので
尾白川渓谷を散策してみることに。

しかしこれが容易な道ではありませんでした。
ばっちり冬装備な私は急な上り坂に挑んだ際、
重ね着をした脚の暑さに耐えられなくなり
一番の見所に辿り着く前にギブアップ。

それでも気持ちの良い清流と緑に癒され
楽しむことができました。
ぜひまた来るとしましょう。

お次は進路を八ヶ岳へ。
傾斜のきつい小淵沢にて地元の子供の脚力を想い、
紅葉が始まった八ヶ岳高原道路を快走。
ここ、とっても私好みの道路でした。
新緑のえびの高原と同じくらい大好きな道路です。

大満足して山を下り、今度は茅ヶ岳の麓にある
集落へまたまた急坂を上って行きました。
なぜならそこに本日のお宿があるから。
二年位前から行ってみたかったお宿が。

2009年10月12日月曜日

森女@静岡・山梨



今朝は3時に目が覚めてしまったので、昨日拾った
山栗と新米で栗ご飯を炊いて朝食にしました。
甘くて幸せ。秋って素晴らしい。

最近巷じゃ『森ガール』なんて方々がいらっしゃる
らしいのですが、“森にいそうな女の子”であって
私みたいなのとは違うそうですね。


本栖湖畔のキャンプ場を出て、今日も美しい富士山を
眺めながら再び朝霧高原へ。
富士ミルクランドで美味しいジェラートを食べて
牛さんに感謝し、お腹を冷やしながら田貫湖経由で
『白糸の滝』へと向かいました。

ずらりと並んだ土産物屋さん。そして連休中とあって
たくさんの観光客。これは久しぶりの環境。。。
あらでも素敵じゃないの虹まで出ちゃって♪
薦めてくださった方、ありがとうございました。



その後は細道くねくね山を越え、山梨県とコンニチハ。
お茶の名産地南部町から富士川に沿って北上し、
身延町の身延山久遠寺を訪れました。

さすが日蓮宗総本山。ずらりと並んだお堂の内部は
どれも荘厳で圧倒されます。お坊さんの人数も・・・

さらに北上し、お次は道の駅「富士川ふるさと工芸館
にて峡南地域6町それぞれの伝統工芸に触れました。

市町村合併で元々の町の特色が薄れてきているので、
こういった施設はあるといいですね。

まだまだ北上して、本日の終点は南アルプス市。
さぁ今日も栗が落ちてるかな~?・・・ない。
あ、アレがあるんじゃない?やっぱりあった!

今夜のおかずはムカゴです。
ああ私って森女。

2009年10月11日日曜日

厚化粧@富士山



昨日朝霧高原に着いてから見た富士山と、
その前日に見ていた富士山の姿とがあまりに
違ったためびっくりしました。

以前もここを訪れた日に初雪化粧ということが
あったのでもしやと思っていましたが、
こんなに真っ白になるなんて。

キャンプ場の倉庫の中で聞いた夜中の雨は、
山の上では雪だったんですねー。

そして本日も本栖湖のキャンプ場へ。
(今夜はちゃんと林間サイトです)
静かだし、運良く施設内のお風呂に入れたし、
テントの近くで山栗を拾えたし、幸せです。

明日も富士山に会えますように。

これも影富士@静岡



恒例行事になってきた、朝霧高原での音楽フェス参加。
現地で友人と合流し、今年はやけに寒いね
なんて言いながらのんびり音楽を楽しみました。

今回、日の出の時に面白いものが見られましたよ。

ザ・ナナメ富士。

手前の雲に富士山の影が映ったんですね。
ビヨーンと伸びた富士山、なんだか幽体離脱みたい。


寒さで眠れぬ夜を過ごした人続出の何もない高原。
それだけに太陽の力を全身で感じることができます。

いつもこの瞬間に、「気づくことができた喜び」を
感じるのです。

2009年10月9日金曜日

守られている@山梨



台風一過の再出発!
ようやくできたよ富士五湖めぐり!

山梨県の道志村を気持ちよく走りぬけ、
まず訪れたのが山中湖。
昼食に吉田うどんを挟んで、河口湖、西湖、
精進湖、そして最後は本栖湖でした。

それぞれの湖から富士山の姿を眺めましたが、
表情がまったく違うんですねー面白いことに。

お気に入りは、五湖の中で一番小さな精進湖
からの富士山。
まるで子供を抱いているみたいでしょう。

それにしても、寒くなりました。
今夜のキャンプは大丈夫かなぁと心配しつつ、
本栖湖のとあるキャンプ場へ。
すると、今日は予約がないので宿直がおらず、
女性一人は危ないので泊められないとのこと。

でも隣のキャンプ場は一張り2500円とお高い。
じゃあ場所を移すか、、と外でしょぼくれていると、
職員のおじさんが「ちょっと待ってて」。

待っていると、職員の皆さんがぞろぞろと
外に出てくるではないですか。

トイレの近くなら明るい。鹿が出るかもよ。
女性だから逆に灯りのない所がいいのでは。
とにかく心配だ。ここは?こっちは風が強い。

私のために小さな会議が開かれ、その結果
ボートを格納している大きな倉庫内で
一夜を過ごさせてもらうことに。

ありがとうございます。
張れればどこでもいいですよなんて言ったけれど、
夜中雨の音を聞きながら「ああ助けられた」と
思いました。

いやな顔ひとつせずに対応してくれた皆さんに
心から感謝。

2009年10月8日木曜日

台風18号



現在かなり近くに来ているようです。
こちらは台風の南側のため、素晴らしい青空が
広がっています。

しかし風の強さはかなりのもの。
祖父母の視線の先にある小部屋?が移動しました。
というわけで車避難。

本当に何が飛んで来るかわからないので、
しばらくは外を歩かない方がいいですね。




ありゃりゃ。
祖母の大事な鉢植えたちも悲惨なことに
なってしまいました。
でも農家さんの被害を想像したら・・・



話は変わりまして、毎日台所であれこれ実験
している私の昨日の作品、コーンブレッドで
ございます。
自家製コーンミールを贅沢に使用。
粗挽きのプチプチ感ととうもろこしの甘さは
やみつきになりそうです。

2009年10月4日日曜日

フル



昨日の十五夜お月さんは、わが家上空では
姿を見せませんでした。
もちろんお供えはこんな感じでね。

今夜はめでたく晴れまして、とっても明るい月夜です。
それもそのはず、フルムーン。
まんまるお月様が眩しいわぁ。

こんな夜はいつだか漬けたはっさく酒
お湯割でいただきましょう。うん、いける。


実家に落ち着いて一週間。
私の体型もまんまるになりそうです。
祖父母が育てたお芋やかぼちゃが転がっていて、
台所にいるのが楽しいんですもん。

もうすでにフル充電はできていますが、
はるばるやってきた台風さんを見送るとしますか。

2009年10月1日木曜日

銀座で日本一周



内部にホコリが付着してしまったデジカメを
修理に出すため、銀座に行ってきました。
久々にお気に入りの靴履いて。

カメラを預けてお店の外に出ると、すぐに
群馬県のアンテナショップを発見。
観光パンフレットと名産品を物色して、
また少し歩くと今度は岩手県のショップが。
大好きなずんだもちや豆せんべいを試食し、
可愛らしい岩手柄の手ぬぐいとふきんを購入。ルン。

そうだ、今日は歩いて日本一周してしまおう。


というわけで、花畑牧場の前を通過してお次は熊本県へ。
アツアツのいきなり団子にも惹かれますが、
有楽町駅前の東京交通会館に移動し一気に
北海道、秋田県、滋賀県、富山県、和歌山県に博多、
そして日本全国を網羅したむらからまちから館へ。

ついでに6Fで念願の人生初献血。
採血後はハーゲンダッツでホッ。
貧血に注意しながらすぐ近所の沖縄県
今年できたばかりの山形県へ行ったら、
線路をくぐって鹿児島県で〆。
(後で気付きましたが近くに石川県もありました。)

池袋にある宮城県は前から好きでしたが、
銀座・有楽町はアンテナショップの宝庫だったんですね。
でもショップじゃ現地に行った気分にはなれません。
ぜひここで情報収集をして実際に行ってみましょう。
そしたらもっと楽しめますから。

おや、ちょうどカメラが仕上がる時間になりました。
では受け取りにいきましょうーとその前に、
素晴らしい手ぬぐい屋さんと出会ってしまい
迷いに迷って二本購入。今日は手ぬぐいデーね。

たった4時間の滞在とは思えぬ充実感に満足し、
綺麗になったカメラと帰宅。
「好き」がはっきりしてくると、時間の使い方が
上手くなるんだなぁ。