2007年12月31日月曜日

今年はこんなことしました。ソト編


人生初、カレンダー通りに休日があるお仕事を
約一年間続けた2007年。

行ったことのない都道府県は昨年なくしたものの
関東を中心にまだまだ未開拓な私は、休日ともなれば
三日に二日はリュックを背負って早朝の電車に乗って
いた気がします。

基本的に土日で動いていたので、日本一周とは違って
みなさんに真似してもらいやすい手軽な旅が多かった
のではと思うのですがいかがでしょう。。。

注)ここから下は回想です。ものすごく長い上に
読みにくいので読まなくて結構です。



埼玉県内では、家から一時間以内で行けるハイキング
コースをいくつも歩いたり、初めての秩父夜祭りに
行ったり、小江戸川越を再確認したり、呆れる程の
大盛り蕎麦を久喜まで食べに行ったりしました。
長野県では、冬の三連休で静かな木曽路を歩いたり
松本で草間彌生作品に浸かったり、春には大学の友人に
会いに行って菅平の宿で一緒にケーキ入刀したり菜の花畑
に行ったり善光寺にお参りして蕎麦を食べたりし、
夏にはバスツアーで上高地に行って歩き倒したりしました。
群馬県では、夏に友人に嬬恋村のキャベツ畑へ連れて
行ってもらったり蕎麦を食べたり富岡製糸場を見学したり
磯部温泉に入ったりし、秋には中之条で芸術祭を楽しんだり
四万温泉に入ったりしました。
山梨県では、春に春日居の満開の桃の花を見ながら
歩きまくった上に信玄公まつりの行列と一緒に歩いたり、
夏には春の時にお茶を振る舞っていた桃農家さんと再会
して桃を頂いたり昇仙峡に行ったり花火大会を見たりし、
冬には勝沼で美味しいランチを食べたりしました。
蕎麦は食べてないですね。
静岡県では今年も朝霧に行って富士宮焼きそばを食べたり、
神奈川県では鎌倉でハイキングをして鳩サブレを買ったり、
東京都では浅草の三社祭を見に行って暑さにやられたり、
明治神宮、神宮外苑、六本木周辺を歩いたりしました。
茨城県では袋田の滝を見てハイキングをしたり月居温泉に
入ったり奥久慈リンゴにかじりついたり。
福島県では会津のさざえ堂でぐるぐるしたりソースカツ丼を
食べたり雨の五色沼を歩いたりし、秋には一切経山と
吾妻小富士に登って高地の紅葉を堪能したりしました。
新潟県の粟島へ友人とグループ旅行をして海にもぐったり
サザエと鯛をたらふく食べたりもしました。
関西も行きましたね。
初夏には京都の友人と寺を巡ったり舞子の格好で馬鹿な
写真を撮ったり大阪へ足を伸ばしてたこ焼きと串揚げを
食べたりし、秋には奈良の柳生街道を歩いたり寺で僧侶の
話に笑ったり京都の寺で紅葉を堪能したりして、ついでに
滋賀県の近江八幡で芸術祭を楽しんだりしました。
そんな感じで色々と見たり食べたりして今年も充実して
いたなぁと思ったりしたりする大晦日だったりします。
ちなみに蕎麦は祖母の手打ちが美味いです。
ちなみに我が家は年越し蕎麦を食べません。

今年はこんなことしました。ウチ編


一年前に述べた2007年の抱負は
「実家で暮らす最後の年のつもりで一年を過ごす!」
でした。

外に出ていろいろ見てきたからこそ見えてきた
実家ならではのあれこれを、新鮮な気持ちで味わい
ながら過ごしたこの一年。
ウチの家族、庭、行事、地域に目を向け、
自分の生まれ育った環境を知ることで自分を知ること
にもなりました。

一年を通して家にいる時間を設けたことで、
四季の移り変わりと植物の生育を日々観察出来たのも
非常に大きな収穫です。
(月~金の九時~五時は仕事へ行き、休日は外出ばかり
だったのであくまでチラ見ですが・・・)

ところで

この一年間だけで、一体何種類の作物が
我が家の庭&畑で手に入ったのでしょう?
アスパラガス さやいんげん ウコン 枝豆 さやえんどう
スナップえんどう オクラ(2種類)からしな かきな
かぼちゃ(3種類)キャベツ きゅうり 小松菜 春菊
大根(3種類)たまねぎ たらの芽 チンゲンサイ 唐辛子
とうもろこし トマト・ミニトマト(4種類)なす にがうり
ニラ にんじん(2種類)にんにく ねぎ(2種類)白菜
パセリ ピーマン ふき ブロッコリー ほうれん草 みつば
水菜 みょうが モロヘイヤ よもぎ 落花生 らっきょう
小豆 ささげ そらまめ 大豆 黒大豆 ナタマメ ごま
しそ(2種類)山椒 オレガノ セージ ひまわり お茶
さつまいも(2種類)里芋 八つ頭 山芋 じゃがいも
イチゴ(2種類)柿(2種類)カリン 金柑 スイカ(2種類)
はっさく びわ ブルーベリー ラズベリー 一才柚子
ざっとこのくらいかな・・・数えるのやめた。
グランドゴルフや旅行を楽しみながら、家庭菜園で
これだけの野菜を作りさらに加工しモリモリ食べている
祖父母。そんな二人と一緒に暮らせた私は幸せ者です。
でもここは私の居場所ではありません。
私にはもっとやりたいことがあります。
栄養をたっぷり蓄えて、次のステップへ進む準備ができました。

2007年12月30日日曜日

ころがき


一ヶ月以上干された柿です。
��0月に干し始めたものは白ではなくて緑の粉が
ついていまったんですが(雨続きでカビました)、
こちらはいい感じでよかったよかった。

白い粉は糖分であってカビではありませんからね。
と言われても信じず昔は食べませんでしたが・・・

このような干柿のことを「ころ柿」と言い、
干す期間が短く中が軟らいものを「あんぽ柿」と
呼ぶそうです。

それにしても「柿」という漢字の“市”の部分、
柿の実の形にそっくりではないですか。
だからそういう漢字になったのかな??

2007年12月29日土曜日

変わる餅つき


28日は、餅つきの日でした。
しかし例年のあの光景は見られませんでした。

いつも使っている大掛かりな餅つき機を使わず、
炊飯器型の手軽な餅つき機を購入して行った今回。
この日は仕事納めの日で会社勤めの人は手伝えず、
人手が少なく大変だということでそうなったようです。

高齢化ですし。
どの家庭も餅をあまり食べなくなりましたし。
それでも餅を買ってくることはしませんでしたが、
こうして行事は姿を変え、消えて行くんだ・・・
そう思ったら寂しくなりました。

餅つきの日だけは私が絶やさないぞー。

じゃあ何で29日以降にしなかったのか。
29日につく餅は「苦餅」、31日につく餅は「一夜餅」
と言って、縁起が悪いと昔から避けられているそうです。
ちなみに30日は、「いろいろと忙しい」から却下~。

2007年12月27日木曜日

朝霜


今、紛れもなく冬だ。と思う時はどんな時?

ぬくぬくの布団に断腸の思いで別れを告げ、
冷たい床に足をつけて窓の外を見ると
庭の植木が粉砂糖をかけたように白くなっていた時。

そんな朝は自転車をこぐと、涙が頬をつたいます。
キラキラ光る日陰の霜柱が美しくて感動したのでしょうか
サドルに降りた霜が溶け尻が濡れて悲しかったんでしょうか

A. 冷たい空気が目に刺激を与えたから。


外に出されっぱなしの切り干し大根さんは
寒いなんてもんじゃないでしょうが、
霜にあたると甘くなるそうなので頑張ってもらいましょう。

今は一年前に作ったものを食べています。
幅広の切り干し大根はかんびょうみたいで美味です。
シャキシャキ甘ー♪

畑では、白菜や長ネギも甘みを増していることでしょうね。

2007年12月25日火曜日

12月25日


ケーキとお寿司を家族で囲んで

ハッピーバースデー おばあちゃん

79歳の誕生日


毎度デカくて食べにくいケーキですが、
「美味しい」と言ってたくさん食べてくれます。

来年も作らせてね。


2007年12月24日月曜日

月光浴


今夜は、満月ってなんだかよくわからないけど
やっぱりすごい力があるのかもねと思える月夜です。

それは大掃除で取り替えたばかりの電球のような。
それは「月明かりに照らされる」という表現よりも
「月の光を浴びる」と言う方がしっくりくるような。

白ひげの赤いおじさんが見えちゃうような。

みなさんのところはどうですか?


2007年12月22日土曜日

勝沼は冬の空


雪でも降りそうな空の下、山梨県は勝沼へ行ってきました。
我が家から車でたったの一時間。ありがとう圏央道。

勝沼と言えば甲州ぶどう。
扇状地に広がるぶどう畑を眺めながら、
素敵なフレンチレストランにて優雅にランチ~。

最近とんとご無沙汰でしたが、ちゃんとした
レストランもたまには行っておくものですね。
私は甲州豚をいただきました。美味。幸せ。
レストラン『風』さん、おすすめです。

ぶどう畑はどんな景色だったのかというと・・・



わーすごい・・・
天気が悪くてよけいにそう見えるかもしれませんが、
ぶどう狩りが終わった今、いろんな意味で「冬」です。
何はともあれワインを購入。日本一のワイン生産地ですから。
好きな方は、見学・試飲をさせてくれるワイナリー巡りを
されてみてはいかがでしょ。


食後にはこれまたお洒落な『葡萄工房 ワイングラス館』へ。
ショッピング、手作り体験、ワインのテイスティング、カフェ、
ギャラリーなどいろいろあるようです。
私は二階で展示販売されている、作家ものの器を食い入るように
見つめていました。
欲しくても高くて買えないので、このグラスには何を入れよう?
と妄想を膨らませるだけ膨らませて退場。楽しかった♪
本日勝沼に訪れるきっかけをくれたFさんに感謝。


2007年12月21日金曜日

冬至イブ


たわわに実った、庭の小さな一才柚子。

明日ですよ!冬至!

今年ほど冬至を待ちわびた年はありません。
一年で最も昼が短く夜が長い日。ということは、
冬至が過ぎれば昼が長くなっていくわけですから。

昔の日本人いわく冬至の日に柚子湯に入ってカボチャを
食べると風邪をひかないらしいです。絶対やります。
あと我が家ではコンニャクも必ず食べます。
腸を掃除するコンニャクに、一年の砂はらいの意を込めて。


日本各地で行われるイベントに出かけてみるのもいいかも
 『100万人のキャンドルナイト


2007年12月19日水曜日

一面写真アワード


最近の新聞の一面写真って、綺麗ですよね。
今年は、特に「おっ」と思った写真をスクラップ
しています。

そのアングルさすがプロ。とか、それ決定的瞬間だわ。とか、
そこ自分じゃ行けないわ。なんかが選考基準でしょうか。
田舎の風物詩的なモノは特にひっかかりやすいです。

現在までに64作品がノミネート。
今年もあとわずか、もう少し増えるかな?
さてさて2007年のグランプリはどの写真かな?
わくわく。

決めるの自分だけど。

2007年12月18日火曜日

千両万両


ウチの庭には万両があります。
現代だと十億円くらいになるんでしょうか。

なんとそれだけではなく、千両もあります。
お金持ちですね。

でもお金じゃないらしいです。
正月飾りによく使われる植物のことらしいです。

よかった。大金持ちはなにかと大変でしょうから。


「マンリョウ(写真上)」と「センリョウ(写真下)」
のように赤い実を付ける植物
「カラタチバナ」、「ヤブコウジ」、「アリドオシ」を
それぞれ百両、十両、一両とも呼ぶそう。
(数字の大きさと実の数が比例してます)

南天しかり、赤い実はなんだか縁起が良いですね。


2007年12月15日土曜日

木木木



タイトルをぼんやりみつめていると、
木木木が六本木に見えてくる見えてくる。

新宿御苑を後にして、六本木まで歩く途中に
いちょう並木を通りました。
神宮外苑いちょう祭りの最終日の前日でした。

葉っぱは半分以上落ちていたけれど
とっても混雑していたけれど
この平和な空気はなんでしょう。

木があるからでしょう。



そうそう、今日のメインは、東京ミッドタウン内で
開かれている企画展『water』。

デザインによって水を示す展覧会。
楽しみながら、水について色々と考えさせられました。

で、外に出るとコレで。
目がチカチカします。
綺麗っちゃ綺麗なんでしょうけど。
チカチカします。



光モノついでに国立新美術館を外から眺め、
阿佐ヶ谷の「まにわ」にて美味しいご飯を食べ帰宅。

星空を見上げると昨日とずいぶん位置が違う。
午前3時と午前0時はずいぶん位置が違う。
明日は暗くなる前に帰ろう。
飲まずに帰ろう。


木木




結局食べるより飲む方に行くんですね。

内蔵をモヤモヤさせながらですが、
天気の良い日は散歩に限ります。

リセットリセット。


というわけで新宿御苑に行ってきました。初。



紅葉はほぼ終わり、もちろん桜もなく、
雪景色でもありません。

でも楽しかったー。
広くて静かで、大きな木やキノコみたいな木が
たくさん立っているんですもの。


そこに何があるかはその人次第。
楽しめるかどうかはその人次第。



ぽかぽかを感じながらここでお昼ごはんなんて
いいよなぁ。

(倒れているのは私です)



2007年12月12日水曜日

元気になる色



月曜からひどい肩こりと眼精疲労に悩まされ、
(寒いのに布団一枚で寝てるからでしょう)
どうにかしたくてお昼にここへ。

楽しみにしていた、近所の神社のイチョウの黄葉。

拝殿の両脇にシンメトリーに立つ大きな木が
イチョウであってくれて本当に良かった。

社務所内のそろばん教室に通っていた頃は、
ぎんなん臭が憎くてたまらなかったけれど。


東側の木が黄色に染まる頃には、
西側の木は地面を黄色に染めあげます。

太陽の光を浴びながら黄色い世界を見つめていたら
ずいぶん身も心も軽くなって
もうちょっと頑張るかーと思わせてくれました。

イチョウが黄色で本当に良かった。

2007年12月9日日曜日

来年のことを言うと


鬼に笑われちゃいますからあまり言いません。

でもどんな年にするのか、決まりました。

静かな赤松林の先
冷たい風吹く山のふもと

そこにいるはずです。
いや、いない時もあります。

とりあえず来年も聞いて下さい、
「今どこにいるの?」と。



ドナルド・・・   じゃない!! 怖っ!

2007年12月6日木曜日

南天


のど飴~♪

でお馴染みのナンテンです。
葉の所々が赤くなっている今の状態が、
葉っぱ好きの私のツボにハマって抜けません。

この時期、近所の庭先で赤い実を見かけませんか?
その中に南天もあることでしょう。
「難を転ずる」縁起の良い木ですもの。

でもウチの南天の実はどこに・・・


ありました。
ずいぶん高い所にありました。
もう鳥さんがかなり召し上がったご様子。
咳止めになったでしょうか。
鳥も咳するんでしょうか。


「白南天もあるよ」
祖母の声で振り向く私。
黄色・・・。とつぶやきつつも、
紅白で植えてあるなんてさらに縁起がいいような気がして
ちょっと嬉しくなりました。

2007年12月5日水曜日

冬越す野菜


白菜さん、霜対策オッケーです。
頭をキュッとはちまき縛ってね。

ああ、ネタが一巡してきたなぁ。
植物の生長を見ていたら、あっという間に一年。
春も夏も秋も冬も感じながら。

さて、冬が来たウチの畑は、いろいろな作物が
引っこ抜かれて行きちょっと寂しげ。

でも、芽を出したばかりの子もいるんです。


こちらはサヤエンドウくん。
じわじわと生長して苗のまま冬を越します。
大きく育ちすぎても、小さすぎても枯れてしまうそう。


こちらのソラマメくんも同じく。
今年は4月に花を咲かせ5月に収穫でした。
寒い中、頑張っていたとは知らなんだなぁ。

2007年12月3日月曜日

秩父夜祭


秩父は実家から電車で一時間。
夜祭が有名なことはもちろん知っていましたが、
ものすごく混む場所に行きたくないという理由で
行ったことがなかったんです。

が、昨年の祇園祭でこれ以上はないだろうという
人混みを経験した私。もう人混みなんて関係ねぇ。
それに祇園祭やねぶた行っておいて秩父知らない
ってのは埼玉県人としておかしいでしょう。

ということで、今年念願の秩父夜祭デビュー。
大きい!美しい!カッコいい!


重さ十数トン、計6台ある曳山の綱を引くのは若衆。
わっしょい!わっしょい!というかけ声で観客を
煽ります。煽られます。わっしょい。
その笑顔の素晴らしいこと!
キラキラした笑顔をたくさん見せてくれて嬉しい!
こんな若者を育む土地なんですね、秩父は。


絢爛豪華な笠鉾・屋台は人呼んで「動く陽明門」。
秩父夜祭を含め日本三大曳山祭と言われている
京都祇園祭と飛騨高山祭の曳山に比べ、重厚で
極彩色なのが特徴です。
秩父神社(行ってない)を出た笠鉾・屋台が、
団子坂を引き上げられるところが一番の見所
(見てない)だそうですよー。


ええ、そんなにあちこち見てません。
でもまた行くからいいんです。
花火を近くで見たい私は、ずんずん近づいて
首が痛くなる場所で見ていました。
寒さも感じず、時間が経つのを忘れ、
口を開けて冬の夜空を見上げていました。


スターマインは空一面だし
尺玉の美しさは正に芸術作品だし
こんな贅沢していいのでしょうか。
秩父人の祭にかける情熱をひしひしと感じつつ、
この一年間に訪れた場所、出来事をしみじみと
思い出していました。
埼玉で過ごしたこの一年の〆に相応しい夜でした。
〆るにはまだ早い?

2007年12月2日日曜日

小江戸川越その2


お次は蔵造りの町並みへ。
こちらは町のシンボル、時の鐘。
今では一日に4回、機械式で鐘が鳴るそうです。

川越は、日本人が大好きな「日本三大ナントカ」の
日本三大蔵の町とやらに、喜多方、倉敷と並んで
選ばれている様子。おおー。

そんなに規模は大きくないのですが、県内や
東京からぶらりと訪れるには良い所だと思います。
今日も日曜でたくさんの人がぶらぶらしてました。


特にカッコいいと私が思うこの二軒は、時の鐘のすぐ近く。
川越の蔵造りは、ずしっと重い感じです。
個人的には屋根のごてっとした瓦っぷり(?)が
好きですね。いいですね。
ちゃんと電線は地下に埋めてありますしね。


街にはただでさえ菓子屋が多く並んでいるのですが、
菓子屋横丁というスポットもございます。
ずらり並んだ駄菓子屋さん。昔懐かしあの菓子この菓子。
色とりどりの飴玉に、きっとあなたも心ウキウキ。
昭和初期にはこの界隈に、菓子の業者が70軒も
軒を連ねていたそう。
現在は製造を行っているのはほんの数軒です。


そしてどこの菓子屋を見ても必ずあるのが、芋の菓子。
川越と言えばさつま芋なのです。
現在は宅地化でさつま芋畑も減ったようですが、
芋うどんやら焼き芋コーヒーやら加工品ならまかせろ状態。
芋のアイスは「いも愛す」と書いてしまうほど芋ラブです。
もう買わずにはいられませんね。
川越には他にも、川越城本丸御殿や博物館、
多くの寺院・神社があります。
芋やだんごを食べながら、のんびり散策してみて下さい。

小江戸川越その1


本日は埼玉県内の数少ない観光スポットの一つ、
川越をご紹介。

武蔵国川越藩の城下町で、江戸の衛星都市として
栄えた場所。今も古い町並みが残っています。

まずは西武新宿線本川越駅から徒歩12分の中院。
(そんなに大きくないお寺ですが、ホームページが
驚く程カッコ良いです→中院

一眼レフおじさんに負けじと紅葉撮影をしたら、
徳川家ゆかりの寺院として有名な喜多院へ。


数多くの文化財がある喜多院。別名川越大師。
すぐ南にある仙波東照宮と、江戸城から移築された
という客殿、書院、庫裏は国の重要文化財です。
売店の厄よけだんごが気になりますが、400円
払って拝観することにします。


三代将軍徳川家光誕生の間やら春日局化粧の間やら、
歴史ダメダメな私でも知っている名前が出て来て
びっくり。やるな川越。
きゅっきゅっと鳴る廊下を歩き、庭園から寺の本堂
まで見学したら、忘れず見ましょう五百羅漢。


右「ねえねえー次の休みどこ行くー?」
左「そうだな、お台場の夜景でも観に行くか」
�33体の羅漢様の表情と動作はすべて異なり、
一体一体見ていても飽きません。
気になる羅漢様がいたら、それは自分の心の現れかも。
笑っているかな?悲しんでるかな?
つづく

カリン酒&ジャム



祖母が昨年漬けたカリン酒を濾していました。
役目を終えた大量の果実、まだエキスを含んでいて
そのまま捨てたらもったいないおばけが出そうです。

そこで恒例ジャム作り。ひたひたの水を加えて煮出し、
果実を濾したら砂糖を加え、煮詰めに煮詰めて・・・

綺麗な琥珀色したカリンジャムの出来上がり!
うーん濃厚。この冬の強い味方になりそう。

そして今年のカリン酒を漬ける祖母。
カリン1kg、砂糖300g、ホワイトリカー1.8Lかな。
まだ余っているから私も漬けよ。

2007年12月1日土曜日

ムカゴ飯


ムカデではありません。むかごです。零余子。

ハート形の葉っぱがかわいい長芋の、
つるに小さな塊がくっついていたらそれがむかごです。
微妙にイメージ図を書き込んでみました。

地面に落ちると根っこが生えてきますが
種ではありません。むかごです。

我が家では長芋を掘ることもなく、このむかごも
今までは落ちたままほったらかしだったそう。


そいつはもったいないと拾い集め、むかご飯にして
いただきました。米に酒、塩、だし昆布、むかごを加え
いつもの水加減で炊くだけです。

小さくても味は長芋。ほっくりとしていて塩味が合う!
揚げたり炒ったりしても美味しいだろうなー。
もっと食べたいなー。

来年の秋を楽しみに待とう。

2007年11月30日金曜日

自慢



祖母の最新作、リバーシブルの帽子。

祖母は一枚の着物からジャケットとベストとスカートを
生みだすこともできます。

小さい頃から今までの私の浴衣を縫ったのも、
母、母の妹、私の三人が成人式で着た振り袖を縫ったのも、

若かりし頃に洋裁学校を出た私の祖母です。
自慢の祖母です。


祖父が建てた頑丈な家で(建設の意味じゃないよ)
祖母が縫ったワンピースを着て
二人が作った野菜を食べて育ちました。

自慢の夫婦です。

2007年11月27日火曜日

いもがら作り


赤い茎に大きな葉。
この下には大きなお芋、八つ頭さん。

お芋の方はまだおいといて、まずはこの茎を収穫です。



やっぱり干します。
秋の庭では何でもかんでも干されます。
さらにシーツの隣で干します。


いつもは地面につくほど長いそう。
今年の夏は作物にも厳しかったです。
そして完全に干せたら、これが「いもがら」。
「干しずいき」とも言います。
この保存食は冬に重宝するんです。


水で戻して、油揚げと一緒に砂糖と醤油で炒め煮。
シャキシャキ&クニクニの何とも言えない歯ごたえ。
そして美味い。どう表現していいかわからないけど
とにかく美味い。
そして食物繊維がすごい。
食べていると健康になる気がしてしまうくらいすごい。
あ、もしかしたら我が家のおかずの中で一番好きかも。