2010年1月22日金曜日

縁あって、冬の北国。


「一度冬に来い、絶景見せたる」

夏に泊まった美瑛の宿のおっちゃんから
ずっと言われ続けていた言葉です。

「北海道は冬に来るべき」

そんな声もあちらこちらで聞いていたので、
その理由が知りたくて行ってきました。

美しい景色に感動しながらも
雪国の厳しさを目の当たりにする毎日。

今回、ようやく私は“北海道の暮らし”を
知ることができました。


夏にお世話になった方々に会いに行くというのも
今回の旅行の大きな目的でした。

ひょんなことから親子の仲になった、80歳を
超えている北竜のおじいちゃんおばあちゃん
家が道路からずいぶん奥まった場所にあるため、
毎日自ら除雪しなくてはなりません。

白いタオルでほっかむりをしたおじいちゃんに
バス停で見送られた時に、涙がぼろぼろ出ました。

離れた土地に年老いた身内を持つ人の気持ちが、
よくわかりました。


そしてもう一軒は、私の父と同い年の
羽幌のおとうさんとおかあさん

「あれからずいぶん心配したよ」と言われ、
自分の両親のことを想いました。
(遅くなってしまったけれど、今年からは
親孝行します・・・)


夏の旅があったからこその、今回の北海道。
「いつでも来いよ」「また帰っておいで」
その言葉を原動力に、これからも前へ進みます。




2 件のコメント:

  1. こんばんは
    冬の北海道っていいですよね。私も過去に行きましたけど、夏とは違った顔がありますよね。
    北海道にお父さん、お母さんがいるということはeriさんの人柄がいいからなんでしょうね^^
    旅や旅行は誰にでもできますけど…道民の生活を知ることができたとは羨ましい体験だと思います。

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  2. ネブクロさん
    こんばんは☆
    旅先では『暮らし』を見つめるようにしていますが、
    雪の多い場所は夏だけ来ていたのではわかりませんね~
    雪かきや雪下ろしをあえて経験させてくれた宿主さんにも感謝です。

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