2009年4月22日水曜日

山は早いうちに登れ@鹿児島・宮崎



朝から快晴。新緑のトンネルがあまりに美しくて朝から半泣き。
そして朝から山登り。

高千穂河原から往復3時間で高千穂峰に登ってこれるらしい。
ならすんなり登れるさーと思っていたらこれが大間違い。

登山道は赤い溶岩がゴロゴロのズルズルなガレ場。
ただでさえ登りづらいのに、恐ろしいほどの強風が吹き荒れ
しばし立ち往生。
こんなとこ降りるのやだなと思いながら、朝とは違う意味の
半泣きで少しずつ上へ。

大きな火口をしばし眺めるなんて余裕もなくなんとか登頂。
突き刺さった天の逆鉾、天孫降臨、坂元龍馬の新婚旅行…と
なんだか現実味のない不思議な空間(だから来てみたかった)
で、開聞岳や桜島の頭をぼんやり眺めながら風待ち。

しかし風は待てども止まず、体が冷えてしまうので諦めて下山。
途中、「この前の雨でガレが流れたね。歩きづらいでしょ」
と言いながら登ってきたトレッキングガイドクラブの会長さんと
踏ん張りながら立ち話。霧島って素敵なところですねと伝えると
「でしょう!」と満面の笑み。

次に登ってきたのはジャージ集団。宮崎県の中学生約300人と
コンニチハー。
全員とすれ違うのを待ってから、いざゴロゴロズルズル区域へ。

意外と下りは全く恐怖感なく順調に進んで無事下山。ホッ。
間もなくやってきた先ほどの会長さん(さすが速い)に
これから霧島アートの森へ行くと伝えると、「そうですか!
ぜひ行ってください!」と満面の笑み。
この方は本当に霧島のことを愛しているんだなあ。
そういう人がいると霧島のこともっと好きになっちゃうなあ。

駐車場脇の食堂で福神漬けがたっぷり乗った中華丼を平らげ
お茶で一息。
まだ12時。

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