2009年8月9日日曜日

もっともっと近くに利尻富士@北海道



昨晩は、利尻岳の3合目にあるキャンプ場に宿泊。
受付をしていると、山登るんならこれも書いてと
登山者カードを渡されました。

出発時刻、、、みんな何時ごろですかね?
「遅くて5時だな。4時だとまだ暗いよな」

到着予定時刻、、、みんなどのくらいですかね?
「人にもよるけど、まぁ10時間として17時にしとこうか」

お水は1リットルで、、、
「足りない足りない。2リットルは用意しないと。
3合目以降水場ないからね。携帯トイレ持ってる?」

あ、持ってません、、、
「おしっこしたくなるでしょ。普通のトイレないよ」
じゃそれ下さい、、、


翌朝4時ごろ、次々と出発する人たちの気配。
いつも4時前に目が覚める私は、いつもどおりに
起きて朝食を食べ、4時35分にキャンプ場を出発。

10時間か・・・とにかく体力を温存しなければ。
ゆっくりゆっくり歩を進めることを念頭におき、
息が上がらないペースで黙々と登っていきました。

礼文島での三日間はウォーミングアップに最適だったなぁ。
一人で山歩きを楽しむのもそろそろ卒業しようかなぁ。
なんてことを考えながら。


6合目で雲海に感激し、8合目で目の前にそびえ立つ
山の頂に感動。綺麗な花々に囲まれた細い道を進み、
9合目からのズルズル滑りやすい道に悪戦苦闘して、
7時55分、やっとのことで山頂に到達― あれ?
意外と速かった?(先に登ってた人は前半でほぼ抜いた)
汗もさほどかいてないし、水もあまり飲んでないし。

その秘訣は早朝スタートにあり。
今日も素晴らしいお天気で、朝からぐんぐん気温が上昇。
もし7時に出発していたら、ここまですんなり
登ることはできなかったでしょう。

まだお腹が空いていなかったけれど、せっかく持って
きたのでおにぎりを一個ほおばり30分後に下山開始。
疲れた脚にゴロゴロ石が滑りやすく、登りよりも
ずいぶん長い道のりに思えました。

そして11時35分、3合目のキャンプ場に到着。
アンケートに協力したら、係りのお兄さんの一人が
カブ旅経験者らしく、私のカブ旅をとても喜んでくれ
北海道のポケットマップを譲って下さいました。
欲しかったやつなんです。すごい嬉しい。

お兄さんたちに薦められた『利尻ふれあい温泉』で
疲れを癒し、今日も早めに活動終了。
温泉、とっても良いお湯でした。私からもおすすめ。

利尻岳は1719mの山とはいえ、登山口からの高低差は
富士山並みの1500m。しかも日帰りで往復しなければ
ならず、十分な体力と装備が必要です。
私もキャンプ場の管理人さんに聞かなければ十分な準備が
できていなかったと思うので、情報収集は大事ですよ。
せっかく登るなら快適に楽しみたいですもんね。

「利尻富士は登るより見て楽しむもの」という声も
ありますが、いやいや、楽しかったなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿