2009年7月23日木曜日

鬼のいた里@長野



本日のスタートは白馬村。山が迫ってくるー。
スキー場だらけー。ペンションだらけー。
オリンピックの会場になった場所なので有名ですね。
今の季節は高山植物を楽しむハイカーで賑わっております。

街は晴れているけど山は厚い雲に覆われているこんな日は
さてさてどこに行こうかしらと地図を見つめていると、
「どこ探してるんだ」とおじさんに話しかけられました。

どこいこうかなと思って。と言うと、
「古民家だったらアオニにあるけど」
えと、古民家が見たいって顔に書いてあったのでしょうか。
青鬼と書いてアオニだそうです。
私が今朝道の駅で買って食べた紫米の産地だそうです。
その紫米おこわ、すごーく美味しかったんです。
というわけで行ってみました。

トタンで覆われた茅葺屋根の大きな民家と棚田、そして
北アルプスの展望が織り成す風景がとても美しい青鬼地区。
土産屋も何もない、静かな静かな小さい集落でした。

過疎化が進み耕作放棄地が増えている地区はいくらでも
あると思いますが、棚田百選に認定され、建造物群保存地区に
指定され、特産品ができ、ボランティアが集まるようになって
持ち直したこんな場所もあるんですね。

それから戸隠に向かって走っていると、今度は鬼無里という
村(現在は長野市)に入りました。
また、鬼だ。
そんな地名の土地には決まって“伝説”があるものです。
気になる方は調べてみてね。

調べてみたら、キムリではなくキナサだということもわかりました。

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